東京ひとりディナー:銀座のL字カウンターで仕事終わりの心を癒すそば割烹

天ぷら。小皿コースに天ぷらが含まれています。季節のお魚やお野菜をカラリと揚げてあります。

炒り鶏。通常のお出しではなく、蕎麦のかえしで煮ています。かえしは自宅でのお料理用にテイクアウトしたいとリクエストが多いそうです。

だし巻き卵。和食屋さん・うどん屋さんだからこそのお出しが生きている、ふわふわの卵焼きです。

お箸が進むものがわかってもらっているという嬉しさがあるのも、コミュニケーションが図れるカウンター席ならではかもしれません。

目の前であたためられた熱燗を飲みながら、粋で上質なおつまみをちょっとずつつまむ、そんなひとときで自分が解放されていくのを感じます。

細くてしなやか、喉越しの良い十割蕎麦です。お出しがおいしいので、そばやうどんは、麺なしの「抜き」でお願いすることも多いです。

こちらのプリンはお持ち帰りにすると、可愛らしく渋めな袋に入れてくれるんです。また乙女心をくすぐります

〆の蕎麦も、デザートのプリンも最高!

もちろん、〆には、自慢の十割蕎麦を(こちらは先ほどのコース外)。やさしいお出汁と相まって、その日の出来事が消えてなくなっていきそうです(少なくとも、その瞬間は、ということですね)。うどんも美味しいので、野菜たっぷりのうどんすきをひとりでいただくことも可能です。

その場でいただくこともあるのですが、琳のプリンがこれまた絶品。日本一にも輝いた卵と厳選素材でできたつるんとしたプリンに、ローストされて香ばしく、かりかりとした蕎麦の実をふんだんにふりかけてあるのです。ほんのり苦甘な、大人がとろける至福のデザート。

冷蔵庫で日持ちが3日するので、女ボスに持って行こうかな、と思うのですが、結局自分で食べちゃうことがほとんどです。銀座にて、女1人でも安心して過ごせる、上質空間で手の込んだ和食がいただけるお店のご紹介でした。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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