2015.12.23
六本木と言えば、肉大好きな外国人が集まる土地柄からか、数多くのステーキ店がひしめく肉激戦区として有名。一方、西麻布も焼肉店が立ち並ぶ肉激戦区として知られている。選択肢が多すぎてどの店にしようか迷ってしまいますよね。
そんな時は、肉激戦区の両エリアの中でも、肉ラヴァーの間で話題のこの4店に足を運んでみては?
<六本木編>
世界を唸らせる旨さの熟成肉『格之進F』
畜産が家業という環境に育ち、肥育段階から牛に熟知している千葉祐士さん。そんな彼が熟成和牛肉の美味しさを伝えようと、塊焼肉スタイルの『格之進R』に続いて2014年に開店させたのがこちら。
小柄で身が締まった雌牛を中心に、熟成に耐えられる物を見極めて枝肉を選定。当社独自の熟成させると旨みが増すんだ」(千葉氏)と、長期肥育した小柄の牛を一頭すべて熟成させて提供している。ここFはRと違い、すべてが調理された状態で供される。
Tボーンやサーロイン、ヒレなどダイレクトにその美味しさを楽しませるものばかりではなく、黒毛和牛のオイル煮やテリーヌ、カツレツといった気軽に食べられるバル料理まで用意している。3〜4人で出かけ、まずは前菜感覚でバル料理を楽しみ、メインとしてガッツリとステーキを楽しみたい。
独特の香、肉の柔らかさ、そして濃厚な旨みに、たちまち虜になること間違いなしだ。世界がこの美味しさに気が付く前に、ぜひ足を運び堪能しておきたい。
NY発の極上ステーキハウス『ウルフギャング・ステーキハウス 六本木店』
2014年2月の日本初上陸以来、その人気から丸の内店や大阪店など益々勢いを増しているNY発の極上ステーキハウス。
舌の肥えた美食家や多くのセレブを虜にしているステーキは、ダイナミックな見た目もさることながら、一口で圧倒されるほどのパワフルな旨みが何よりの魅力だ。
こだわりは品質と熟成、そして焼き。〝プライムグレード〞(USA農務省の格付けで最上級。牛肉全体量の約2%しかない)の牛肉を使用し、専用熟成庫で28日間ドライエイジング。
旨みが凝縮した肉を約900℃の高温オーブンで火を通すと、表面はカリッ、中からはじゅわりと肉汁が…。必食に値する美味しさだ。
熟成された肉の美味しさをボリュームたっぷりに堪能させてくれる。食べ慣れた鮮度のよい黒毛和牛とは違った、香り、旨みに驚かされるはず。なかでもTボーンステーキは、ぜひ食べてほしい逸品である。
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