2015食トレンド⑧フレンチ日本酒ペアリング Vol.2

名店が教える、フレンチと日本酒とのペアリングはこうして成り立つ!

定番の日本酒の合わせ方はデザート&貴醸酒『LA BONNE TABLE』(日本橋室町)

ワインペアリングコース(¥3,800)の中に日本酒が取り入れられたのは、「日本酒の旨みのある味わい」が素材の旨みと合うため。

デザートには、糖度の高い貴醸酒も面白い。写真のデザートは、ごまのおからのメレンゲの香ばしさと栗の香りが、満寿泉酒造の貴醸酒の甘くナッティなニュアンスと合う。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

少量生産の希少銘柄20種に心が踊るビストロ&ワインバー『Salon des Saluts』(西麻布)

国際的に活躍するオーナーソムリエ伊藤寿彦氏は、「国酒たる日本酒」に造詣が深く、10年以上も前からフレンチ×日本酒を提案する先駆者。

「原料米と水質の良さがあり、生産地の個性が反映されている酒」を20種揃える。その年に収穫された原料米のみを使うヴィンテージ酒「根知男山」(¥1,600)は、少量生産ゆえ入手困難な品。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

人気フレンチは日本酒の酸味と料理を合わせる『TIRPSE』(白金台)

オープン以来、ペアリングが好評で、1〜2種類は日本酒が入る。こちらのかぶとウニを使った前菜のように、日本酒の酸味と合わせることが多い。

新政や京都の澤屋まつもとなど、常時5〜6種類がそろう。ランチのデザートコース(¥3,780)のペアリングは日本酒のみで構成するなど、新たな試みも興味深い。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

青森の食財を生かしたフレンチに青森の地酒の香りを寄り添わせる『BOIS VERT』(西麻布)

青森県の食財をフレンチに仕立て、ワインと共に青森の地酒も6種揃える「青森県の大使館レストラン」。

川口カズシェフが料理に日本酒を合わせる際に重視するのは、香り同士の相性。「鱈の白子のムニエル トリュフ赤ワインソース」は、その甘みのある芳醇な香りと「佐藤企」の華やかな香りが同調する。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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