『酒場放浪記』吉田 類が酒場指南!この酒場に行っときゃ間違いない Vol.2

吉田 類の三ツ星酒場:明治創業の古典酒場に隠された伝統を教える!

星の数ほどある東京の酒場を楽しむには、TPOに合わせた店選びも肝要。

そこで、酒場を知り尽くした酔人・・・失敬、粋人である『酒場放浪記』でお馴染の吉田類さんに教えを乞うてみた。4日連続で連載し、いずれも呑ん兵衛ならずとも行きつけにしたい程の名店揃い!

第1回目となる昨日は、あの格付け本には載らない私的三ツ星酒場を紹介して頂いた。そして本日2回目は、明治創業の古典酒場に隠された伝統を教えて頂く。

「明治創業、伝統の酒場は誰を連れて行っても感激されるはず!」

柳川鍋¥800。シャキッとした牛蒡の食感と山椒の香りがクセになる

時代を見つめてきた老舗酒場で今宵も一献『みますや』(神田)

女性を口説くのに〝適切〟な店とは言いきれない。でも、この店の良さを分かち合える相手ならば、異性であろうと同性であろうと、長い付き合いになることは間違いない。

暖簾をくぐった瞬間、タイムスリップしたかのような錯覚に陥るノスタルジックな店内。昭和3年に建てられた、現在の『みますや』の建物は、関東大震災後の復興の象徴とも言える歴史的建造物だ。

シメサバ¥700

戦後から今日にいたるまで、世の中の目まぐるしい変化にびくともせず、ただただ人々の〝心の拠りどころ〟として役目をまっとうしてきた酒場には、独特な静けさと清らかさが満ちあふれている。

名実ともに東京、いや、日本を代表する老舗だが、三代目店主の岡田勝孝さんは気負うことなく、「うちはあくまで大衆酒場ですよ」と言う。

さくら刺¥1,300。新鮮な馬肉を堪能

毎日変わらず中央の〝番台〟に腰をかけて、物静かに店の空気を読む姿は、まるでこの場所の守り神のようだ。馬肉やどじょうなど、戦前から常連客に愛されてきた名物料理は、どれも胸に沁み入る旨さ。

30種前後揃う日本酒とともに味わえば、じんわりと心がほぐれていく。この酒場には、その効能が確かにある。

牛煮込み¥600。バラ肉ともも肉をじっくり煮込んだもの。甘じょっぱい味付けで辛口の日本酒とよく合う。軽く七味をふりかけて

店内には三和土の土間にテーブル席と小上がりが。昭和の香りが色濃く残る酒場だ

■プロフィール
吉田類 高知県出身の酒場詩人。BS-TBS「吉田類の酒場放浪
記」は、飄々としたキャラクターで大人気番組に。高知県観光
特使及び仁淀川町観光特使としても活躍。最新刊『酒場詩人の
流儀』(中央公論新社刊)が好評発売中!

明日は1000円札1枚でも楽しめる懐に優しい酒場を教えて頂く。お楽しみに!


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