1万円でどこまで行ける?渋谷・新富町・西荻窪・神楽坂でハシゴバル Vol.3

1万円でどこまで行けるかハシゴバル in 西荻窪~急成長の呑み助タウン~

バルやビストロで美味しいお皿をちょっと頂いて、また次の店へ、〆ごはんや仕上げのお酒はまた別の店で。
予算1万円でどこまでハシゴできるかチャレンジしてみるこの企画。

昨日の第2回目では新富町のバルを3件ハシゴ。どれもボリューミーな前菜、豚肉、〆の焼カレーにワインをなんと9杯も飲めて1万円。

本日は、ここ数年個性的なバルが続々登場しては、呑み助たちの心を掴んでいる急成長中のバル・タウンとして注目を浴びる西荻窪でハシゴ。店主の個性キラめくバルは、使い勝手も実に様々。懐深くハシゴ酒を迎え入れ、西荻の夜に酔いしれる。

西荻スイッチでは、お酒が進むほど話が盛り上がり、夜が更けていく。一見さんでも問題なし。カウンター越しに会話の輪が広がり、居心地は抜群。この店では、全員が笑顔になれるはず

~西荻窪~

中央線沿線で今最もアツいと噂の西荻窪。なるほど、駅前から飲み屋がズラリと並び活気がある。ちらりと店を覗けば、まだ夕刻なのに、早くもほろ酔いの呑み助たちの姿が……。

イタリア、エミリア・ロマーニャ地方産の生ハム。柔らかな食感が特徴。軽めの赤やフルーティな白と共に

■1軒目
『オステリア・クイント』

そんな風景を楽しみつつ、目指すは、『オステリア・クイント』。美食家が集う隠れた名店と聞き、商店街へ足を伸ばす。

お目当ては、福間透シェフが「10数年前イタリアで出会った」という「クラテッロ ディ ジベッロ」。何でも豚の尻部をワインに漬け、熟成させた希少な品だとか。ふわりと薫るワインの風味と、穏やかな塩味。幻の味との対面に、感激しきり。

~Order~
・クラテッロ ディ ジベッロ(ハーフ) ¥850
・チーズの盛り合わせ ¥1,100
・アルトゥリス フリウラーノ ¥680
・ロッソ ピチューノ デ アンジェリス ¥650
計 ¥3,280

串揚げは定番に季節メニューも用意。オリジナルソースや自家製味噌、ポン酢、塩をお好みで付けて味わう

■2軒目
『ハル Kushiage』

そろそろお腹が空いてきた。串揚げでもつまむかと、『ハル kushiage』へ向かう。串は1本100円~と、気軽に味わえるのが嬉しい。

目移りしつつ、一番人気のこんにゃく、芝エビしそ巻、アスパラ豚バラ巻をオーダー。「パン粉がきめ細かいのでもたれないですよ」と、店主の吉野喜代治氏。確かに軽い食感で、いくらでもイケる。やっぱりここはビールを合わせつつ、イカスミと、自家製ソースが煮込まれた名物・ブラックカレーで、お腹も心も大満足。

~Order~
・アスパラ豚バラ巻 ¥300×2
・芝エビしそ巻 ¥200×2
・こんにゃく ¥100×2
・ブラックカレー ¥850
・生ビール ¥580×2
計 ¥3,210

アガベを100%使ったテキーラをショットで。ラム好きに人気のロンサカパは甘めで食後にぴったり

■3軒目
『西荻スイッチ』

夜も更けて、〆に訪れたのは『西荻スイッチ』。店を切り盛りする田崎希由子さんは、荻窪生まれの荻窪育ち。

「飲むのが好き。スタンディングにしたのもハシゴするのが好きだから」と、筋金入りの呑み助店主。今宵の仕上げに、甘いラムで一日をゆっくり振り返る。西荻を満喫すること計5時間、この街がすっかり好きになっていた。

~Order~
・スパークリングワイン ¥700
・ロンサカパ ¥800
・クエルボ トラディショナル ¥800
・チーズの盛り合わせ ¥600
計 ¥2,900

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