都会の喧噪を離れて。 Vol.4

京都『秋の夜間拝観』のライトアップが凄すぎて行くしかない

その昔、清少納言が詠みました。「秋は、夕暮れ」。当時、こんなふうに照明に照らされたもみじの葉を愛でる習慣ができようとは、清少納言も予想だにしなかったことでしょう。

今回訪れるのは、夜の京都・東山。紅葉の名所が並ぶ東山界隈を、ライトアップされたもみじを見ながら北から南へ下ってみましょう。

永観堂 禅林寺

出典:Kyoto-Picture

スタート地点は、「もみじの永観堂」との異名をとる京都きっての紅葉の名所、「永観堂 禅林寺」。京都で一番紅葉がキレイな場所はと問われれば、迷わず永観堂の名を挙げる人も多いのだとか。それもそのはず、境内に植えられているもみじの木は約3,000本にものぼります。

出典:Kyoto-Picture

永観堂の見どころといえば、放生池に映り込むもみじ。もみじの葉1枚1枚を細部にまで渡って映し出す水鏡の美しさは、思わず息を呑むほどです。また、境内の裏手の急斜面に生える「岩垣もみじ」もみごと。圧巻の風景に、俗世を忘れて佇んでしまいます。

▼開催情報
・期間 2015年11月6日(金)〜12月3日(木)
・時間 17:00〜20:30
・URL http://www.eikando.or.jp

青蓮院門跡

出典:Norio NAKAYAMA


「光」そのものである「熾盛光如来」をご本尊に祀る青蓮院門は、江戸時代に仮御所が置かれたことから粟田御所とも呼ばれています。優雅な池泉廻遊式庭園や境内を照らす照明は、大小あわせて1,000もの数。殿舎の中をまわったあとは、光あふれる庭園へ。

出典:Norio NAKAYAMA

苔むした庭園が光の海となり、足元に星空を見るような幻想的な景色が広がります。すっと伸びる青竹の幽玄さ、水面に映るもみじの紅。個々の光がご本尊の功力によって夜空にのぼり、明るい光で世の中を照らす。青蓮院門の光には、そんな思いが込められています。

▼開催情報
・期間 2015年10月30(金)〜12月6日(日)
・時間 日没〜21:30
・URL http://www.shorenin.com

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