ジュージュー焼ける香りと熱!都内人気鉄板焼の厳選8店

店主・長岡作茂氏は神戸の御影でも名の知れた頑固オヤジ。彼のテクニックと人柄に惚れる常連が多数いる。

ナガオカ サクモ

『NAGAOKA SAKUMO』

食材持込みOK!見事にさばくその腕前は神の手のよう

20年間、神戸でお好み焼きを焼いてきた店主の長岡作茂氏は、“最高級の食材”と“お好み焼き”を同じ鉄板で焼く。A5ランクの和牛や車海老もお好み焼き用のテコで焼く姿は、不思議と違和感がない。

火力の強い鉄板の扱いは百戦錬磨で、素材ごとの水分量に合わせた繊細な焼きのテクニックはさすがだ。
そしてお客の食べるスピードや好みもさっと察知し、それに合わせて食材や味付け、焼き方も調節してくれる、鉄板のプロフェッショナルだ。

食材や酒の持ち込みは自由で、これが食べたい!といえば、鉄板を使って一番旨い焼き方で仕上げてくれる。
特筆すべきは、メニューにない卵の包み焼き。豚肉とねぎが優しく卵で包まれていて、口中でとける感覚がどうにも堪らない。カリッと焼くねぎ焼きも絶品だ。

ホテルのA級鉄板グルメにも、お好み焼きのB級グルメにも自在に変貌する長岡流は、彼の優しさの片鱗によるもの。
一度食べると、なぜかまた無性に彼に会いたくなる。

※この店舗は、『鉄板焼 石垣島きたうち牧場 銀座店』に、店名を変更しています。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。
この記事は、店名変更前の情報です。

石垣島の清い水と澄んだ空気の中で大切に育てられたプレミアムビーフ。

ステーキ トミナガ

『Steak Tominaga』

フレンチ出身のシェフが鉄板焼のイメージを凌駕する

鉄板焼きレストランが多く見られる銀座に、石垣島のきたうち牧場直営の『ステーキ トミナガ』が誕生したのが2013年。ここで扱うのは、深い香りと濃厚な味わいを持つ石垣島きたうち牧場プレミアムビーフだ。

大麦主体の餌で40カ月間長期飼育することで、脂の融点が低くアミノ酸を豊富に含んだ肉質を実現。料理長の冨永 剛さんも「肉を扱う料理人であれば、一度は使ってみたいと思うはず」と、太鼓判を押す。

ここで味わえるのは、霜降りが溶け込んだ赤身に思わず陶然とする赤珊瑚(ロース)と、まろやかで上品な味わいの真珠(ロース)、1頭からわずか5kgしか取ることのできない琥珀(ヒレ)。

ゲストは3種のなかから好みの肉を選ぶことができる。赤身肉の味わいのなかに上品な脂がさらりと溶け出し、舌に甘美な余韻をもたらす。赤身肉の新たな一面に驚くこと必至だ。

基本のコースはメインのステーキのほかに、前菜やサラダ、食事など8品。ゲストのリクエストにこたえ、オーダーメイドに仕立てることも多い。フレンチ出身のシェフが手がける前菜やストーブのココットで一組ごとに炊き上げる炊き込みご飯など、充実した内容はいわゆる鉄板焼きのイメージを軽々と飛び越える。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo