小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.15

ボリューム満点、インパクト絶大!渋谷の老舗カレー頂上決戦

curated by
小宮山 雄飛

自他ともに認めるカレーマニアで、渋谷区観光大使も務めるホフデュランのボーカル小宮山さんから渋谷の本当に美味しいカレー屋さんを2店厳選して紹介してもらった。
どちらも人気、歴史、ボリュームともに他店を軽く凌ぐ、渋谷の名店中の名店。
これはまさに渋谷のカレー頂上決戦だ!

スぺシャルカレーセット¥800。世にスペシャルを語る料理は多々あれど、これはスペシャルすぎる。ウルトラ級である。

ただのデカ盛りとは訳が違う!カレー屋『リトル ショップ』

まずは、昼時になると必ず行列ができる『リトル ショップ』から。昼過ぎに行けばすでに売り切れ閉店、夜は営業していないというカレー店だ。

「行列が気になって8年くらい前に入ってみました。とにかくすごい量なのですが、『お客さまにお腹いっぱいになってほしい』というご主人の思いがとても伝わってきて、味も最高。単なるデカ盛りでアピールするそこらのお店とは一緒に語ってはいけません」と小宮山さん。

蓋が閉まらないほどのかつカレー(¥700)のボリュームに驚く他ない。しかも材料はすべて国産!これで700円は嬉しすぎる!

生まれも育ちも渋谷のご主人が、曾祖父の時代から継承してきたこの一等地に、26年前に創業させた。多くの体育会系の学生も満足してほしいと思い、このボリュームにたどりついたとか。

しかも材料のすべてを国産にこだわった中で低価格が実現できているのも、同じ八百屋や肉屋から長年の付き合いで仕入れているから。

カラッと揚げられたとんかつやから揚げ。

「一口目はすごく甘みを感じますが、でもあっさりとした和風! この意外性にも驚きで。上質な鰹だしがはっきり感じられ、カレーだけど日本人が馴染みやすい和風な味わいで、溢れんばかりの量ですが最後まで完食できます!」

インド風でもなく日本の家庭カレーとも違う、オンリーワンなカレー。辛いものが好きな小宮山さんは、卓上のカイエンペッパーで辛さを調節し、ライスの量も体調によってオーダーするという。ご主人とのおしゃべりも楽しくて、アットホームな雰囲気も心地が良い。

仲睦まじい水谷ご夫婦が、いつでも明るく優しく迎えてくれる居心地の良さとアットホームな雰囲気がいい

前日までに電話予約すれば、テイクアウト可能なので、並ばずに食べられる裏ワザを活用して

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