あのホテルを訪れたらこれだけは必食せよ!な看板メニュー9選

担々麺

シェラトン都ホテル東京『中国料理 四川』
坦々麺

白金高輪

~自信があるから流行りにのらない守るのは必要最小限という潔さ~

万人に人気の高い担々麺は、いまではいたるところに専門店やそれが推しの店がある。そしてその傾向は辛さや濃厚さを競うように、複雑化しているとも言えるだろう。特に最近は山椒が手に入りやすくなったため、山椒を強く効かせているところが多い。

これらは担々麺のスープに入る素材で、ラー油やねり胡麻に加えアクセントにナッツやザーサイが入る。ラー油は最後に2 度がけするのが肝。ピリッとした辛みにビールが進む

そんな流れに反し、『中国料理 四川』の担々麺の材料は創業時より変わらない。「担々麺の味を決めるのはラー油とねり胡麻につきる」と話すのは料理長の橋本暁一氏。そのふたつの味わいを大事にするため、ニンニクも山椒も加えないのだ。だからこそ、自家製のラー油とねり胡麻の調理には、秒単位のタイミングまで気を抜けない。

肉桂、八角、山椒、ネギで香りづけした200度以上の油を一味唐辛子にかけ、その後、完全に分離したラー油は、辛いだけじゃなく滋味深い余韻がある。そのラー油をまとう麺は、この担々麺のための特注品。汁がからみすぎないストレート麺で、唐辛子をたたせるため卵はおさえめ。

その他の麺類は、逆にこの麺に合わせて味を決めているというから、『中国料理 四川』での担々麺のプライオリティの高さがうかがえる。そんな一杯には記憶に残る味があり、一度味わった人はその記憶を確かめるため、またここに戻ってくるのだろう。

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