11品でわずか糖質22.2g! 『焼肉矢澤』の低糖質コースを体験してみた

curated by
船山 壮太

諸事情により2カ月で7キロという減量を命じられておりまして。となると、運動はもちろんですが、キモになるのは食事管理。大好きな糖質を極力抑え、野菜やたんぱく質で腹を満たす、というのが最近の私。大好きなカレーやラーメン、焼肉なんて言語道断。絶望に打ち拉がれ、泣きわめき悲しんでいた私のもとに朗報が飛び込んで参りました。

あの人気焼肉店『焼肉 矢澤』に、低糖質焼肉コース(¥9,000)が登場したらしいのです。昨今、低糖質メニューはひとつのトレンド。フレンチやイタリアンでは、こういったメニューを聞いた事がありましたが、焼肉は初耳! しかも、あのヤザワミートでというから驚き。これは行かないわけにはいきません!

ということで、早速八重洲にやってきました。まず、お店の方からこのメニューについて説明を。こちらは、糖質制限で有名な食・楽・健康協会代表理事の山田悟ドクターの監修のもと開発を行ったもの。焼肉の楽しさや味わいは損なわず、メニューの組み立てや食べてもらう順番を工夫することで、低糖質を実現。なんと、下記の11品で糖質はたったの22.2g!

サラダ(酒盗・アンチョビ・藻塩)
前菜(ハチノスと季節野菜のトマト煮込み・みょうがの浅漬けラビオリ仕立て・味噌漬け牛タンのクリームチーズムース)
牛寿司
上タン
上ハラミ
ミスジ
ザブトン
フィレ
サーロイン(とろ黄身だれ)
牛骨の長期熟成スープ麺

濃厚な味わいの野菜たち。内容は日によって変更されるとのこと

タレやドレッシングも含めてのこの数字ですからね。ダイエット中の私にとっては、明朗会計のお寿司屋さんみたいな安心感。

まずは、彩り豊かなサラダから。この日は渦巻きビーツ、カリフローレ、オレンジパプリカ、きゅうりなどがどっさり。これらを、鰹の酒盗ソース、アンチョビソース、藻塩でいただきます。「野菜から食べる」というのは、正しい食事の基本のキ。歯応えのある野菜が多く、満腹中枢をグイグイ刺激します。お次はフランス料理のような盛り付けの一皿。ハチノスと季節野菜のトマト煮込みやみょうがのラビオリ仕立てなど、焼肉店らしからぬ、小ワザの利いた料理が続々と。

とろけるような口触りの「肉寿司」

いよいよお肉!と思いきや、ここでアクセント的に肉寿司が登場。薄切りのサーロインと、青森のお米「まっしぐら」が抜群の相性。口に入れた瞬間にとろけていきます。最高!

左が上ハラミ、右が上タン。ヤザワミートが仕入れる極上の和牛を堪能できる

そして、ここから怒濤のお肉。上タン、上ハラミからスタート。厚切りのタンはレアで。プリンとした食感は、この後の肉への期待感を一層高めてくれます。荒くれ者のハラミは、野生児のよう。ワシワシと肉の旨みを味わいます。

サシがたっぷり入ったフィレ。レアでいただくのがおすすめ。塩ダレなのでさっぱり

「お次はフィレです」

と言われて、出されたのはサシがばっちりはいった高さ5cmほどのお肉。このサシの入り具合はサーロインのそれのよう。こちらをレアでいただくと、ヒレなのに、フワっととろけていくような感覚。新食感!

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