ナポリVSローマ 都内ピザの名店対決10選

ロマーナ¥1,580。トマトソースの上にローマの定番素材アーティチョークとアンチョビ、オリーブをトッピング。具の素材感を活かしつつクリスピーな食感を出すために、生地を2度焼きにする独特の手法を用いる

『Pizzeria Romana BERNINI』

麻布十番でリストランテ、銀座7丁目でワインレストラン、ハワイでも店を展開する『ベルニーニ』のピッツェリア。

1枚の直径は34cmと大ぶりで、具材が異なる20種以上のピッツァが揃う。

店内は広くグループでも盛り上がれる造り。契約農家直送の野菜や築地の新鮮魚介を取り入れたアンティパストと共に、クリスピーなピッツァを召し上がれ。

ベッラ・イタリア¥2,310。水牛のモッツァレラチーズと生ハム、ルッコラをのせた店の看板ピッツァ。手法はサバティーニの伝統を踏襲しつつもひと手間加えているため「本店の上をいく味」と料理長が自負する

『ピッツェリア・サバティーニ 青山』

ローマに本店がある『サバティーニ』の直営ピッツェリア。

1983年の開店以来使い続ける石窯は、今では同じ素材が手に入らないという貴重なもの。最上クラスの小麦粉に卵とバター、牛乳を加えて練る伝統の生地がクリスピーにして、モチッとした食感を楽しませてくれる。

隣接するリストランテよりカジュアルに本場ローマの味覚を堪能できるのも魅力。

通常のマルゲリータにセミドライトマトをのせたマルゲリータ ジャニコロ風¥2,100。渡邊氏が「具材を味わうためのピッツァ」と語るローマ風ピッツァは、トマトの甘みと酸味、バジルの香りが際立つ爽やかな味わい

『Pizzeria Romana Gianicolo』

名店『サバティーニ』で20余年に亘りローマ料理に携ったオーナーソムリエの渡邊浩氏の想いを凝縮して誕生した新店。

こだわりのピッツァはナポリで100年の歴史を持つマリオ・アクントの薪窯を使って仕上げたローマ風。

具の種類が豊富で食感の軽いピッツァはワインとの相性も抜群。その他、ルーツ農法の野菜などを使った窯焼き料理も豊富。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

イタリア産生ハムのピッツァ¥1,000。生ハムは塩味を抑えたまろやかな味わいで、すぐ次のピースに手が伸びてしまうほど。トマトとチーズもイタリア産。スモールサイズなので様々なバリエーションを楽しみたい

『ビゴーテ』

オーナーの渡辺直樹氏は常に全国を駆け回る日々。百貨店の催事などで薄焼きのピッツァを焼き、その味を広めるローマピッツァの伝道師的存在だ。

手軽で美味しいのがローマ風、とばかりに店も飾らないバール風。ピッツァもおつまみ感覚で味わいながら、寛ぎの時間を過ごすことができる。

手打ちパスタや自家製ソーセージなどピッツァ以外も好評。

ペンティート¥2,000。オーナーシェフの生田悟志氏がローマで衝撃を受けた店のレシピを忠実に再現。トマト、モッツァレラにマスカルポーネの優しい甘み、生ハムの旨み、グリーンペッパーのアクセントが絶妙

『イル・ペンティート』

アーチを描く天井、貼られたイタリアの新聞紙、ランプの灯り……。ローマの町角の店に迷い込んだような空間に、巨大な薪窯が強烈な存在感を放つ。

イタリア以外では、唯一『イル・ペンティート』のみに設置された名門パンコッティ社の窯で焼かれるのは、透けるほどに薄い生地のピッツァ。

"ローマ風"ではなくまさに本物のローマピッツァがここにある。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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