20年かけて研究した焼きそばは「両面焼き」でパリッとした食感!

curated by
日紫喜 康一郎

焼きそば(中)¥760に卵をトッピング

実は筆者、焼きそばがあまり好きではない。全国の焼きそばフリークを敵に回すような発言をお許しいただきたいのだが、祭りで食す、油ギトギトな感じ、ちょっとヌルっとする感じが苦手なのである。

そんな私が出会った最愛の焼きそばが今回ご紹介する『あぺたいと』の一皿。見た目は他の焼きそばとさほど違いがない?やもしれないが、これが劇的に違う!食感がパリッとしている。本当の意味で焼いているそば、なのだ!

麺にクローズアップ!しっかりと焦げ目が付いているのがお分かりだろう!

こちらのお店のポイントは「両面焼き」。鉄板の上に軽くゆでた麺を移し、お好み焼きのように麺を円形にし、そこに油をかけ、軽くきつね色になるまで両面を焼くというプロセスだ。焼くときには麺をかき混ぜることがない。

この独自の手法によりパリッとした食感の焼きそばとなるのだ。

もやしは日光山渓の天然水で育った甘みの強い繊細なもの。これが名脇役となり、麺のパリッと感をサポートする。

左から黒七味、ガーリック、そして青のり。お好みで!

麺は最上級の国産小麦を使用した自家製麺。そしてさっぱりとしながらコクのあるソースの開発にはのべ10年をかけているという。焼きそばへの情熱はハンパない!

板橋の高島平で産声を上げた『あぺたいと』は、日本橋の馬喰町にも支店を持つ。これなら、忙しいビジネスマンでも平日に立ち寄ることができるだろう。

巨大な看板に、同店のプライドを感じざるを得ない

ちなみにこちらは、この両面焼きそば以外にもメニューは豊富。いか焼きがあったり、餃子、そしてポテトサラダなどなど。夜に来店すれば、居酒屋のように呑むこともできるのだ。

巷では、焼きそば好き女子が増えてきているという。ここは思い切って女性を誘うのが上級者だ。この美味さなら、女性も必ず満足させられるだろう!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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