これぞ本場の味!世界の絶品ひき肉料理4選

ひと口に「ひき肉料理」と言っても、所変われば味変わる。日本ではミートボールやハンバーグがおなじみだが、世界を見渡せば多種多様なひき肉料理がある。各国自慢のひき肉の味を楽しんでみよう。

ステーク・アシェ、柚子マヨネーズ、ポテトクリーム、マジョラムの香り¥2,500。肉とポテトの愛称の良さは言わずもがな

『タパス by ピャチェーレ』の
ステーク・アシェ

『ピャチェーレ』といえば、シャングリ・ラ ホテル 東京のシグネチャーレストラン。こちらはエグゼクティブ・シェフであるアンドレア・フェレーロ氏のコンテンポラリーなイタリアンが楽しめる場所である。

そして、10/2、新たに『タパス by ピャチェーレ』がオープン。コンセプトは「ファイン・ダイニングである『ピャチェーレ』が手がける、ファン・ダイニング」。手頃なタパスメニューをワイン片手につまめるとあれば、アペリティーヴォにもぴったりだ。

こちらのいち推しが「ステーク・アシェ」。“アシェ”は、厳密には「細かく切る」という意味だが、肉を小さくしている、という点ではひき肉の仲間と考え、こちらでご紹介。

細かくして型に詰めたフィレ肉を香ばしく焼き上げ、上に添えた柚子マヨネーズがアクセント。小さいながら力強い一品である。

仔羊のポルペッティ¥1,944。中挽きにした仔羊の肩肉、パン粉や全卵と合わせて成形。素揚げしてから特製ソースで軽く煮込む。ソースはローストパプリカの自然な甘さとトマトの酸味が一体に

本場の味を正しく伝える
『AMBIGRAM』のポルペッティ

修業時代、「地場食材に対する愛」を現地の人から強く感じた伊沢浩久シェフ。その情熱を意気に感じているからこそ日本人の口に合う優しさ同様、本場譲りの力強さも大切にしている。

伊版ミートボール、ポルペッティで味の要となるのは仔羊に合うパプリカと「恐らく日本で僕だけが使う」ヴェネト産トマトピュレ。

凝縮感にパンチもあるソースのコクが仔羊の旨さを見事に引き立てている。仕上げに
かけるペコリーノ・ロマーノの濃厚さもクセになる味。肉を知るイタリア人の知恵まで感じる。

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