麺好きにはたまらない!夏のこだわり冷やし麺3選

邪道でもなく、正統派でもない、ちょっと変わった冷やし麺をご紹介。そのひとひねりで、今日も麺好きを魅了します。

※こちらの店舗は現在閉店しております。

「水ミル麺」牛骨、牛肉のダシを基本とするスープは桂皮、甘草といった漢方で甘みをつけてある。麺と具の間に赤い薬味ダレが仕込まれているので、これを全体によく溶かして味わう。

『八道製麺名家』

新宿

日本はおろかソウルでも珍しい釜山式冷麺のミル麺(ミョン)を提供する店。一般的な冷麺がそば粉やでんぷんを主とするのに対し、ミル麺は小麦粉を用いる。

どこか冷やしラーメンにも似た風味とすすり心地は確実に日本人好み。本場と同じ製法の自家製麺を使用。冷麺との違いは小麦粉麺の風味と漢方の甘味。韓国専門ショッピングビルのフードコートにあるので雰囲気も楽しめる。

4階の工房で打つ自家製蕎麦を使用。トッピングの白ごまは、毎日煎りたてとあって噛むほどに香りが口中に広がる。提供は9月末まで。

『日本橋 そばよし』の冷しむじなそば

鰹節問屋直営の蕎麦店で毎夏人気の一品。立ち食い蕎麦店ながら出汁の味が本格的。カリッとした揚げ玉、甘辛に煮た油揚げ、素揚げの小海老、しゃきしゃきのきゅうりに、鰹の香り豊かなつゆをしっかりと絡めてツルッと手繰りたい。
たぬきときつねを一度に味わえるもの嬉しい。

基本的な味付けは塩とレモンのみ。ミントは無農薬、ホワイトペッパーは有機栽培のもの。

『クラッティーニ』の冷たい桃のスパゲッティーニ

多彩で個性的なパスタとナチュラルな食材を生かした料理に定評のある『クラッティーニ』。「温度も味のうち」という倉谷義成シェフの、23年前からの夏季限定(6~9月)のスペシャリテだ。

甘くジューシーな白桃でこれでもかと覆われた冷たいスパゲッティーニ。トマトピュレの軽い酸味、ミントとホワイトペッパーの爽やかな香りが、桃の甘みと絶妙にマッチ。甘いが、さっぱり。ワインと合わせたいむきには、伊の微発泡の赤、おすすめのランブルスコもあるのでお見逃しなく。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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