2017.06.21
東京カレンダーが太鼓判!パワーチャージどんぶり祭 Vol.4土用の丑の日はまだまだ先ですが、暑くなると鰻が食べたくなりませんか?東カレの太鼓判はここ!
老舗のチカラをガッツリいただき!
『竹葉亭』の「うなぎ丼」
銀座
1866年創業の老舗『竹葉亭』。背開きにし、蒸してからふっくら焼き上げる江戸前の鰻は、夏目漱石の名著にも登場。齋藤茂吉の大好物としても知られ、息子・茂太の結納の席で、嫁のぶんまで平らげてしまったというエピソードも。
そんなうなぎを、100年以上もつけ足しているという醤油とみりんのみで作る秘伝タレといただくのがこの「うなぎ丼」。柔らかさは他店と比較しても群を抜く。忙しい合間も完食できる量の丼もうれしい。
「皮パリッ!中フワッ」蒸さずに直焼きした
『ひょうたん屋』の「鰻丼」
東銀座
銀座『ひょうたん屋』の鰻は、「蒸さずに直焼き」だ。関東の鰻に慣れ親しんでいると「蒸さないと硬いのでは?」と思うかもしれないが、その日その時期に一番柔らかい鰻を仕入れているので心配ご無用。
蒸さないことにより身が脂をしっかりと湛えていて、その結果焼き上がりの香ばしさがより高まっている。身の弾力、皮目のパリッと感の歯応えも楽しく、滲み出る甘い脂は、直焼きならでは。焼くのはもちろん炭で。食欲をそそる風味は、やはり炭火ならではのもの。
そして、丼のもうひとつの重要な要素であるご飯には、年間契約している新潟県中魚沼群津南町の農家から直送されるコシヒカリを使用。これを昔ながらの釜で炊いている。
ふわふわに蒸し上げられた鰻が絶品!『いづもや』
三越前
日本橋の鰻屋『いづもや』はふわふわに蒸し上げられた鰻が特徴。
ル・マンジュ・トゥーの谷シェフが行きつけの店だ。頼むのはいつも「うな重の松の大盛り」だそう。
「とにかくふわっふわ。なんでこんにふわふわに蒸し上げられるんだろうってくらい。一連の作業工程がまったく分からないからこそクセになる。また、お重の中で鰻とご飯を箸で切ってすくいあげる動きの中で、まったく鰻が動かないのもすごい。初めて行ったときにびっくりしました」
多い時は月に2回訪れるという。3週連続で行こうとした時は、さすがに奥さんに止められたそうだ。それほどまでに、『いづもや』の鰻は谷シェフの胃袋を掴んで止まない。
幻の鰻が食べられる『松川』
恵比寿
1971年創業の老舗鰻屋。幻の鰻と言われ、国内でもっとも仕入値の高い、静岡・大井川の“共水マルトク鰻”を使用している。
店主の安藤氏いわく、「鰻は脂がのる冬場に食べるのが一番美味しいですよ」とのことだが、夏でも頂きたいのがこの鰻重だ。
甘みが少なくあっさりめのタレで、一年中食べても飽きない。
※移転の為6月3日で現店舗は閉店、新店舗は7月オープン予定。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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