東京カレンダーが太鼓判!パワーチャージどんぶり祭 Vol.2

これは食べておきたい! 海鮮系名物どんぶり4選

せっかく食べに行くなら、多少お値段は張っても、ゴージャスな海鮮系どんぶりが食べたい!

海鮮ひつまぶし丼(¥2,468)

贅沢な味の変化が、己を奮い立たせる
『善』の「海鮮ひつまぶし丼」

一石二鳥、一挙両得……。これらはトクした気分が味わえる代表的な四字熟語だが、この「海鮮ひつまぶし丼」は、これに勝る“一石三鳥”が味わえる名品。

まずは海鮮丼として食し、次はウニをかき混ぜてウニご飯に。そして最後は出汁をかけてお茶漬けとして〆る。味の変化に驚きつつ、気付けば桶は空っぽ。食べたあとの満足感はもちろん三倍だ。

具材はまぐろ、真鯛、金目鯛、いか、甘エビなど全12種類で、ウニは特盛りも可能。まさに宝石箱という表現がぴったりだ。

※この店舗は、リニューアルオープンしています。リニューアル後は、『焼うお 石川』『親方 前田保衛』『鮨道』の3店舗を保有する施設「青空別邸」に名称を変更しています。

黒あわびステーキ丼(¥3,800〜)。味つけにはXO 醤、そしてガーリックオイルが用いられており、香りも豊かだ

アワビ満載!『築地青空三代目 hafu- 』の
「黒あわびステーキ丼」

築地

主役は栄養豊富な黒あわび。そこににんじんやインゲン豆などの野菜を加え、“海と大地のアンサンブル”を表現。多種多様な食材が丼のなかを彩るが、つなぎとして用いられた山芋、そして自家製のXO醤で見事に味の統一感を出している。

もちろん、たっぷりと入った黒あわびも最高の味わい。食材豊富な築地という立地を最大限に生かした絶品丼だ。

特製バラちらし(¥2,700)。ネタは味付けされているのでそのまま口へ運べばOK。豪快に混ぜてから食べるのも一興だ

代々伝わる職人技をひとつの器に凝縮
『松栄』の「特製バラちらし」

恵比寿

鮨屋で食べるバラちらし――。刻まれたネタの数々が艶やかに煌めく器を見たとたん、思わず胸が高鳴る人も多いだろう。

『松栄 恵比寿』のランチに名を連ねる特製バラちらしは、10種類以上のネタを使う豪華版。口に放り込めば中トロの甘い脂、とろける穴子、歯の先で弾けるイクラの食感などが一気に押し寄せ、至福の世界へと誘っていく。

店は1966年に創業し、約20年前にリニューアル。オーダー後に焼く玉子焼きを始め、昔気質の仕事を受け継ぐ江戸前鮨が身上だ。そう、バラちらしに幸せを感じるのもごもっとも。その職人技を器にギュッと詰め込んだ逸品なのだから。

かき揚げ丼(¥1,300)

海老と小柱の絶妙な火入れが見事
『天茂』の「かき揚げ丼」

赤坂

海鮮とはいえ、海老と小柱のかき揚げ丼がこちら。注文ごとに衣と具材をさっくりと合わせたら、揚げ鍋へ。菜箸でタネを中央に寄せるようにして、丼にのせるのにちょうどよい、まあるい形に手早く整えていく。

かき揚げが揚がったら、間髪入れずに丼つゆを温めている小鍋へ投入。すると、かき揚げに含まれた熱々の油とつゆとが融合し“ジュワッ”と音を立てる。かき揚げがコクのあるつゆをたっぷり吸い込み、一方のつゆにはかき揚げの油が溶け込み、コクが増す。

これが次のかき揚げにまた吸い込まれ……と混雑するランチタイムは、ひたすらこの手順が続く。ランチ激戦区・赤坂にしっかと根を張り愛され続ける丼だ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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