東カレ推薦!一人5,000円前後で楽しめるスペイン料理店3選 Vol.3

世界が注目する美食の宝庫、バスク料理が楽しめるバルを押さえておけ!

グルメに詳しい東京カレンダー読者なら、スペインのバスク地方が美食の宝庫であると聞いたことがあるだろう。

だが、都内でバスク料理を提供するレストランは実はかなり少ない。東京カレンダーではバスク料理難民のために、これは!という店を発掘してきた。

パイス バスコ(銀座7丁目)

銀座7丁目の『パイス バスコ』がバスク料理難民の救世主になるだろう。バルのような気軽な店構えだが、メニューを開けば底力が見える。

バスクの三つ星レストラン『マルティン・ベラサテギ』で腕を磨いた山田朋仙シェフは、本格的なバスクの伝統料理と現代のガストロノミックに進化したバスクの「食」の両方をこの店で伝えようとしている。

スペシャリテ:「フォアグラ 穴子 果物のミルフィーユ仕立て」1200円。

スペシャリテは「フォアグラ 穴子 果物のミルフィーユ仕立て」

メニューはおよそ90種類と豊富。オーダーの際に悩むことは必至だが、スペシャリテは必ず食べていただきたい。

スペシャリテの「フォアグラ 穴子 果物のミルフィーユ仕立て」は山田シェフが修行した『マルティン・ベラサテギ』から受け継いだ大切なレシピだ。

その他にも、バスクを代表する郷土の味「バカラオのクロケタ」など、ほとんどが忠実に伝統の味を伝えているが、伝統的な料理と現代の料理を同居させることで、日本ではまだ少ないバスクの食文化が見えてくる。

バスク料理と相性が良い、微発砲ワインの「チャコリ」を注ぐパフォーマンスがエキサイティング!

バスク料理には何を合わせると食が進むだろうか。

微発砲ワインの「チャコリ」が人気だという。アルコール度数が低く飲みやすいため、繊細で軽やかなバスク料理ととても相性がいい。9種類のチャコリが揃うのもここならでは。フレンドリーな店員さんに、安心して料理に合うお酒をお任せできる。

味だけではなく、ワインを注ぐパフォーマンスが見物だ。空気を含ませるため、店員さんが目いっぱい腕を天井に向けて伸ばした状態からワインを注ぐ。床にもびしゃびしゃこぼれてもお構いなし。その様子がエキサイティングで、周りのお客さんも一緒になって喜び、店内に一体感が生まれ、いい雰囲気に。

1階はオープンキッチンのバル使いができるカウンターで、1杯からふらりと立ち寄れるスタイル。一皿のポーションが小さいので、一人でも数種類味わえるところも魅力。

きちんと食事をとるならスペインのアートが飾られた2階、3階のテーブル席がおすすめ。こじんまりした空間なので、貸切パーティでも人気がある。

銀座にありながら、カジュアルに本当に美味しいお店を知っていると、女性ウケも急上昇?銀座の路地に面した1軒家で、活気あふれるバスクの夜を過ごしたい。密着型でデートにも向く。

◆コース
ディナー:入門コース¥3,000

バスクを代表する郷土の味「バカラオのクロケタ」

1Fのカウンター席

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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