“驚き”こそ最高のスパイス! 「こんなの初めて❤」スぺシャリテ Vol.1

缶詰をパカッ!で魚介のスペシャリテがお出まし!

テーブルに出されるのは、なんと缶詰。非常食と思うなかれ、これはれっきとしたご馳走だ!

缶詰3種。手前から、ヤガラのモーリョヴェルデ¥500、ホウボウのフェイジョアーダ¥500、豚肉をパンではさんだビファーナ¥500。缶詰料理は¥250~¥800で展開

プルタブでパカッと、缶詰をオープン。これが家飲みでなく、何とレストランでのワンシーン。オーナーの佐藤幸二氏は言う。「魚は生で詰めて火にかける製法ですから、市販品にない、作り立ての美味しさがある」

ポルトガルの食文化に惚れ込み、代々木八幡にある本店『クリスチアノ』を開いてから早4年。ここは、そんな氏が2014年9月に開いた新店で、魚介料理に的を絞った点が新機軸。ポルトガルと日本を結ぶ〝魚食〞を再認識して欲しい。開店にはそんな氏の願いも込められている。

件の缶詰料理は常時3〜4種を用意。そのときどきで〝詰物〞をいろいろと替えているから、今日、何と出会えるかは行ってからのお楽しみ。こちらでは魚にこだわらず、美味しい缶詰のための試行錯誤を続けている。「ヨーロッパでは肉のパテを缶詰にして熟成をかけたりする」。缶詰にするという行為も、一種の調理法なのだ!

ポルトガル文化に対する憧憬を形にした店内

魚介のカタプラーナ鍋の煮込み¥1,600

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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