深夜なのにどうしても食べたい!背徳の麺 Vol.3

東カレ大槻編集長が深夜に溺愛する、「特製鶏煮込み」そばとは

どこの編集部もそうだと思うが、弊誌編集長・大槻も入稿(印刷所へ原稿を渡す)間際はとくに帰りが遅くなりがち。

しかしそんな時こそ、しっかりと深夜メシを食べて、疲れを吹っ飛ばすのである。そんな東カレ大槻編集長が深夜に溺愛する六本木『香妃園』の「特製鶏煮込み」そばとは!?

ここに来たなら頼まなきゃ。特製とり煮込みそば¥1,300

仕事後、飲む前にガッツリ食べたい『香妃園』

六本木

六本木の深夜美食の定番ともいえる一軒。何度足を運んでも頼まずにいられない特製とり煮込みそばは、土鍋からあがる湯気に鶏の香りがのって、一気に食欲が花開く。白湯と上湯をブレンドしたとろみあるスープに卵白入りのつるつる麺。通はここに豆板醤を加えて食す。

空腹が落ち着いたら、再度メニューを開いて多種多様な料理から酒のアテをチョイスしてもよし、次の店に移動してもよし。深夜営業とあって〆の一杯にとりそばを求めてくる輩も多数。100席以上の大箱は、懐がとっても深いのだ。創業50年。当時トレンドの最先端をいった六本木野獣会ももちろん足繁く通った。今もなお多くの業界人に愛される老舗名店。

1人前¥1,300。具は鶏肉としんとり菜というシンプルさながら、やみつきになる味。コラーゲンがたっぷりのスープは、飲み干さなければ絶対にソン! 美肌効果も!?

「深夜に思わず食べたくなるモノの特集企画を」と編集部で会議した際に、普段は寡黙な?大槻編集長が「ここは外せない!」と太鼓判を押したのが、ここの特製鶏煮込みそば。

聞けば街の移り変わりが激しい六本木で50年の歴史を持つ『香妃園』で数多ある麺メニューをおさえて人気を独占し続けているようだ。

鶏ガラを煮込み、白湯と上湯で割ったマイルドなスープは1度味わったらクセになると評判。卵白入りの特注麺との相性もバツグンで、熱烈なファンが多いというのもうなずける。

スープを並々とたたえた土鍋が運ばれてきた瞬間、湯気とともに香気が立ち上り、ひと口すすれば心がほっこりと温まる。メニューが豊富で、ふかひれやなまこ、アワビといった高級食材を使った料理も多数。漬けものや麺飯類以外は、ほとんど小サイズと中サイズから選べる。朝4時までの営業も頼もしい。

ポークカレーライス¥1,000

六本木にある香妃園は鶏煮込みそばも有名だが、もうひとつの人気メニューがこの「ポークカレーライス」。豚肉とタマネギの具をごくシンプルに炒め、中華スープとカレーを入れてなんと餡かけにしている。

口に入れた瞬間はまるで中華丼や天津飯のようにとろ〜りまろやか。すると、スパイスの辛味がじわじわと広がってくる。六本木で飲んだあとの〆にもおすすめ。

左.こちらも隠れた人気メニュー。懐かしの味ビーフカレーライス¥1,000。右.海の幸の沙茶醤風味(小)には中国老酒2合

席数が多く、深夜もゆったり過ごせる

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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