男と女の答えあわせ【A】 Vol.323

デートで「何食べたい?」その答え方で差がつく。ハイスペ男子が結婚を意識する女性とは

三浦マキ

A2:価値観がまともで、きちんとしている女性は希少だから。


順調に交際に進んだ僕たちだったけれど、その後も驚かされることばかりだった。

まず、亜紀は自分軸がしっかりしている。

「亜紀ちゃん、来週末は何してる?」
「来週末だと…土曜は空けているよ!日曜は、友達と約束しちゃって」
「そっか。じゃあ土曜は会おうよ」

平日は仕事が忙しいので、基本的に週末に会うことが多かった僕たち。普通、週末にしか会えないとなると、恋人優先になりそうな気がする。

しかし亜紀は100%僕に合わせるのではなく、自分のペースを保っていた。そこが、とても良かった。

「土曜なんだけど、見たい映画があるから、映画に行ってからのご飯は?この前インスタで見て、気になっていたお店があるの!流星、ベトナム料理って食べられる?」
「パクチー抜きだったら…(笑)」
「そうだ、ごめんパクチー苦手だったね。じゃあもう一個別の気になっているお店へ行こう!そこは絶対、パクチー出てこないから」

さらに良いのが、亜紀は自分から色々と提案してくれる、“能動的”な女性だったことだ。


これが、意外にいそうでいない。

基本的にみんな、いつ会えるかわからない僕のためにスケジュールを全部空けたり。デートの提案も、基本的に相手任せ。

行きたいお店や行きたい場所は相手次第という、“受動的”な女性がかなり多い(それなのに、こちらが提案した店を「チープ」とかバッサリ切り捨ててくる人もいる…)。

そんななか、亜紀は自分の意見をしっかり持っている。必然的に、そういう女性と一緒にいると刺激になるし、シンプルに楽しい。

「亜紀ちゃんといると、楽だな〜。やりたいことが似ているというか、変に気を使わなくていいというか…」
「わかる!流星といると楽なんだよね。楽しいし」

これが、すべてだった。

そして僕の中で、結婚を決める決定打となった出来事があった。

それは、ある週末のこと。ネットで頼んだ物が玄関前に積み重なっていたのだが、それを見た亜紀の一言に、僕は感銘を受けた。

「これ、どうしたの?」
「色々と買っちゃって」
「また?流星、何も考えずにポチりすぎだよ」


― 僕のお金だし、亜紀には関係ない。

最初は、そう思った。

「頑張って働いてるし、これくらい良くない?」

しかしこの次の発言で、僕はさらに亜紀を見直すことになる。

「それはそうだけど…。もちろん、流星が頑張って働いているのは知っているけれど、必要のない物が増えていくのは、どうなんだろう。お金は湯水のように湧いてくるものでもないんだし。ちゃんと考えて使ったほうがいいのかなって私は思うよ」
「わかってるよ」

これまで付き合った彼女は、僕に気を使って何も言ってこないことが多かった。特にお金周りに関しては、「人のお金だ」と思って、奢られるのが当たり前で、1円すら払おうとしない女性たちもたくさん見てきた。

しかし亜紀は、金銭感覚もちゃんとしているし、何より、価値観や生活水準など、すべてが“まとも”な女性だった。

さらにケンカをしても、すぐに仲直りができる僕たち。

「今日の夜ご飯、何にしようか」
「とりあえず買い物行く?この前払ってくれたから、今日は私が払うよ」
「ありがとう」

奢ってもらうことばかり考えず、ちゃんとギブ&テイクができて、金銭感覚がまともで、しっかりしている女性はこの東京では意外に少ない。

みんな、最初は頑張る。でも実際に交際が始まると甘えることも多く、男性に精神的にも金銭的にも依存してくる女性は多い。

その点、亜紀はそういった心配が一切なく、これから一生信頼できるなと思った。

だから僕は早々に、結婚を決めた。


▶【Q】はこちら:29歳経営者が、3ヶ月で結婚を決意した理由。初デートからケンカまで、彼の心を動かした彼女の態度とは

▶1話目はこちら:「この男、セコすぎ…!」デートの最後に男が破ってしまった、禁断の掟

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女がデート中に、秒で冷める瞬間とは

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男と女の答えあわせ【A】

三浦マキ

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

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