Q2:女がプロポーズを受けてからずっと考えていたことは?
特に大きなケンカをすることもなく、順調に関係を築いていった僕たち。
気がつけば交際して半年が経ち、1年になろうとしていた。そして僕たちも30歳になり、必然的に結婚が見えてきた気がする。
そこで僕は事前に、由梨に結婚のジャブを打ってみることにした。
週末の銀座のホコ天を歩きながら、僕は由梨に聞いてみる。
「由梨。僕たち結婚したら、どこに住むのがいいかな。子育てするなら、二子玉とかそっちもアリだよね」
「え?結婚?」
突然の発言に、少し驚いた様子を見せた由梨。逆に、僕はこの態度に驚いてしまった。
「え?だって、交際して僕たちもうすぐ1年だよ?」
「そうだよね…。いや、考えてくれていたんだなと思ったらびっくりしちゃって」
「二子玉、子育てしやすいらしいよ」
「そうなんだ。でも目黒とか、逆に実家が近い横浜とか…その界隈も良さそうだけど」
「いや、二子玉にしよう。子どもは5人がいいな」
「子ども5人は無理だよ〜」
「いいじゃん、大家族」
そんな感じで、僕たちは楽しく将来の話に花を咲かせていた。
そしてこの話からしばらく経ち、僕は由梨にプロポーズをすることにした。
シチュエーションを色々考えたけれど、外でみんなに見られている中跪く…なんてことは恥ずかしくてできない。
だから僕は、自宅でプロポーズをすることにした。そして日にちもなんでもない日を選んだ。
普通の日が、特別な日になる。それこそに価値があると思ったからだ。
「あのさ、由梨」
食事を終え由梨が洗い物をしているとき、僕は事前に準備をしていた、花束と指輪を寝室のクローゼットの中から取り出し彼女に差し出した。
「結婚しよう」
「……え?本当に?」
あまりにも突然のことで、“理解が追いついていない”という顔をしている。だから僕は、もう一度畳み掛けた。
「驚いた?でも、僕たち前にも話していたでしょ?それに、結婚するなら由梨しかいないと思って」
そう言いながら、指輪を由梨の指にはめる。すると由梨もようやく実感が湧いてきたのか、声を震わせながら、頷いた。
「ありがとう…拓実、ありがとう」
こうして、婚約というステージに進んだ僕たちだった。
しかしこのプロポーズから1ヶ月後。由梨から、突然の婚約解消を言い渡された。
一緒に、時を刻んできた。これから、さらに幸せになる予定だった。それなのに、どうして由梨は僕のことを急に拒んだのだろうか…。
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結婚を、突然白紙に戻した女の考えとは?







この記事へのコメント
そりゃこんな自分の考え押し付け男なんて捨てられて当然だろ