表紙カレンダー Vol.155

「私は家でデリバリータイプ」という女優・生見愛瑠と西麻布のイタリアンに行ったら

先見の明がある食通は、人気店には予約が殺到する前に来店済み。では未来の予約殺到店はどこにあるか?答えのひとつは西麻布のイタリアン。

女優として躍進中の生見愛瑠さんが、その店の魅力を探った。



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精神年齢は65歳!?女優の才能を発揮する生見愛瑠がリアルに語る

生見愛瑠

「レストランのカウンター席に座ったことがほとんどないので、本当に新鮮です」と、生しらすのブルスケッタを手にする生見さん


約4年ぶりの東カレへの登場となった生見愛瑠さん。20歳から24歳、今回も黒いドレスを身に纏う。その姿は一層艶やかで、黒に色をもたせるような華やかさ。

当時、「東京の外食はまだあまり知らないです」と言っていたが、ライフスタイルの変化はあったのだろうか?

「まったく変わりません(笑)。私、本当に外食しないんです。行きたい気持ちはあるんですが、一緒に行く人もいないので」

そうはいっても、朗らかで人気者の印象もある彼女。共演者との食事などは?

「全然ないです。私は家でデリバリーみたいなタイプなので」

よく聞けば、そもそも連絡先の交換が苦手とか。「マネージャーさんが美味しいと言っているお店について行きます」というのがたまの外食だ。

本号は“予約が殺到する店”がテーマ。生見さんも興味がないわけではなく、予約したレストランに行くことには憧れをもっている。

「私はお洒落をすることが好きなので、ドレスアップしてお店へ出かけてみたいです。今は仕事の合間の移動着みたいな毎日なので、そういう日を持てたら気分が上がると思います」

外食以外では、少しの変化も。

「お酒は前より好きになりました。頑張った日はおうちでも少し飲みます。あと、私はおうちが好きすぎるので、おうち時間の充実のため、部屋着を14着ネットで大人買いしました」

「歌を披露して殻が破れて、自分を出し切れるようになったかもしれない」


4年前、「お芝居をしたいという夢も、最近、少しずつ叶っています」と話していた生見さん。月日は経ち、女優としての出演作は4年で16作品とハイペースだ。

ヒロインを演じた映画『君が最後に遺した歌』が公開された。生見さんは、文字の読み書きをすることが難しい“発達性ディスレクシア”を抱える遠坂綾音役。主演の道枝駿佑(なにわ男子)さんが演じる水嶋春人が詞を書き、綾音が歌い、音楽を軸に物語が展開していく。

生見愛瑠

生見さんは、たまごをたっぷり使ったパスタ“タヤリン”に開眼。「すごく軽い食感で、普通のパスタより食べやすいですね」と完食した


「監督に、音楽のように芝居をしてほしいと言われていました」

映画を観れば、感情の動きのリズムに惹き込まれる。役柄、ギターと歌も披露。どちらもまったくの未経験だったため、1年半も毎日練習に取り組んだ。いざ、ライブのシーンでは、道枝さんが生見さんの歌唱を聴き、自然と涙したとか。

歌を披露してから、いい変化も起こった。

「歌声も聞かれちゃって、恥ずかしいものもないというか、殻が破れて、より自分を出し切れるようになったかもしれません」

芝居への強みが増える中、元からの適性的な一面も持つ。

「よく友達から、“感情が本当に一定”と言われます。あまり上がらず、普通がローテンションなので、演技でばっと上げる感覚が掴みやすいのはあります。普段やらないことをやればいい。切り替えの鬼だと思います」

普段からいろいろな考えや感情を巡らせているから引き出しが多く、いざ演技で出せるのでは?

「普段は感情を出すのが面倒で、何も言わないのかもしれません」

「お芝居の現場で予想していないことが起きるとワクワクする」


すがすがしいほど正直。キャリアを重ね、仕事への向き合い方にも変化が起こっている。

「以前は自分の作品をまったく観られなかったけど、やっぱり嫌でも観なきゃいけない。毎回、反省はたくさんあります。ただ、本当はもっと反省した方がいいかもですが、何かのせいにして切り替えて、自分を責め過ぎないようにしています」

反省を引きずらず、うまくコントロール。“芝居をしていて楽しい瞬間”も興味深い。

生見愛瑠


「台詞を覚えて、こんな感じかなとけっこう考えてから現場に行くんですけど、まったく予想していないことが現場で起きると高まります。例えば、相手の方が泣く場面じゃないのに泣いたり、相手の方の鳥肌が見えて私も鳥肌が立ったりとか。“なんだこれ、面白い!”って思います」

そう楽しめるのも、「現場に入るまではすごく緊張するけど、入ってしまえばもう大丈夫」と言うタフな人だからこそ。精神年齢が高いと、4年ぶりに思う。

「この前、またゲッターズ飯田さんに精神年齢65歳って言われたんですよ(笑)」

的中。大抵は歳を重ね、経験値で養う視野の広さや落ち着きを持つ24歳。

才能か特殊な吸収力か。柳のように強くしなやかな生見さんは、さらに格好いい大人の女性に変貌していきそうだ。

■プロフィール
生見愛瑠 2002年生まれ、愛知県出身。2012年にモデルデビュー。2021年以降は女優として多くの作品で好演。現在公開中の映画『君が最後に遺した歌』にヒロインとして出演。来月公開の映画『SAKAMOTO DAYS』にも出演している。

■衣装
ワンピース¥115,500〈3.1 フィリップ リム/3.1 フィリップ リム ジャパン Mail:customercare@3lphilliplim.co.jp〉、2つに重ねたリング各¥220,000、パールリング¥132,000〈ともにマユオカマツ〉、イヤーカフ¥19,800〈マユ/すべてマユ ショールーム Mail:kohcoon@mayuokamatsu.com〉


▶このほか:加藤史帆、ワインと語る28歳の現在地。グループ卒業で“武装”を脱ぎ、見つけた「飾らない自分」と食の喜び



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