Q1:初対面で、女が抱いた男に対する印象は?
果林と出会ったのは、知人の紹介だった。よく行く西麻布にある隠れ家的なバーで、僕の友人でもある美香と一緒に飲みにきていた果林。
「タカオっち、久しぶり〜」
「おぉ。美香。久しぶりじゃん。元気だった?」
「元気だよ。タカオっち、1人?せっかくだから、一緒に飲む?」
そう言って友人の美香に話しかけられ、なんとなく3人で飲む流れになった。
「タカオっち、シャンパン飲もうよ」
「なんで俺の奢り前提なんだよ」
「いいでしょ、別に」
美香は元々西麻布界隈でよく飲んでいた女友達で、彼女に会うと大概、奢ることになる。
ただ、別にこれに対して不満はないので、シャンパンをボトルでオーダーし3人で乾杯をする。
「果林ちゃんは、美香の何友達なの?」
果林は、一見大人しそうに見えたので、派手な美香と一緒にいるのが少し不思議だった。
「私は共通の知人を介して知り合いました」
30歳だという果林は、実年齢よりもっと若く見えた。そんなことを話していると、美香が横から良いパスを投げてきてくれた。
「果林ちゃんはね、今ヘルスケア関連のベンチャー企業で営業をしているんだけど、すごく優秀なんだよ。タカオっち、そっち系も詳しかったよね?」
僕は元々外資系のコンサル会社に勤めていて、今は独立して自分で色々やっている。
「すごいですね」
「いやいや、全然何も。もう半分くらい引退しているようなものだし」
「え?失礼ですが、孝雄さんって何歳なんですか?」
「僕は今44だよ」
「お若く見えますね」
「本当に?嬉しい。よく言われるんだよね」
そんな話をしていると、もうボトルが空になっている。
「どうする?もう1本飲む?」
「いや、でももう既に1本空いてるので…」
「僕はどうせ飲むから、こちらのことは気にせず。ただ、無理はしないでね」
「じゃあせっかくなので。ありがとうございます」
そんな感じで、なんとも港区らしい夜になってしまったが。果林から連絡先を聞いてきたのでLINEを交換する流れになった。
この翌日、果林から、とても丁寧なお礼のLINEが入っていた。
― 果林:昨日はありがとうございました!ご馳走さまでした。孝雄さんのおかげで、とっても楽しくて、素敵な時間になりました。また、ご一緒できますと幸いです。
このLINEを見て、僕は思わず微笑む。そして、果林を食事に誘うことにした。
― Takao:良ければ、次は仕事などの話も含めて、ご飯へ行きませんか?お連れしたいお店があるので。
するとすぐに「ありがとうございます!」と返事が来たので、僕たちはデートをすることになった。








この記事へのコメント
仕事の話とタダメシで会ってやったのに手を繋いできたのでゲームオーバーとか、そんなアンサーも透けてみえてる。 毎...続きを見る度の内容の古さから書き手だってたいそうな年齢だと思うのに、よくこんな内容にしたなぁと。