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RIKACOが「この出汁だけで信頼できる!」と惚れた中目黒『炎水』。和の真髄に共鳴した、大人の美食リポ

2026年は60年に一度巡る干支のひとつ「丙午(ひのえうま)」。

丙と午は共に火の性質を持ち、情熱や行動力、輝きを象徴する特別な干支とされ、この年に生まれた女性は「気性が激しい、情熱の女」といわれている。

そこで、1966年生まれのRIKACOさんを中目黒の和食『炎水』にお誘いし、その真偽を確かめてみると……。



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中目黒のカウンターでRIKACOと大将が共鳴した、和食の真髄

RIKACO

「シャンパンはもう一生分飲んだね」と豪快に笑うRIKACOさん。今は食事に合わせて、数杯をゆっくりと味わうことが多いそう


和食の上質さとはすなわち、究極的にシンプルな一品へと昇華させる料理人の腕にある。

中目黒『炎水』の店主・伊藤龍亮さんもまた、その確かな腕で開店5年で星付き料理店へと駆け上がった。そんな彼が得意とする日本料理の原点でもある出汁。

「和食の基本は出汁だから、今日は楽しみにしてきたの」とRIKACOさん。檜のカウンター席に座ると、目の前で削られる鰹節から漂う香りを前に「すごくいい香り。ちょっとそれ、見せてもらえる?」と突然リクエスト。

「作った人に聞かないと分からないことって、いっぱいあるでしょ。だから私は積極的に会話するタイプ」なのだとか。

ほどなく供されたのは、削られたばかりの3年ものの本枯本節と熟成させた利尻昆布の合わせだし。「おまかせコース」の始まりを告げる1杯を口に含んだ瞬間、「これだけで信頼できるね」と大きな笑顔を見せた。

RIKACO

ふぐの出汁と鰹だしを合わせた「お椀」。輪島塗と山中塗の合作という器を手に取り、「素敵ね」とRIKACOさん。注文から3年を経て届いたという店のオリジナルの逸品


続く「聖護院かぶのスープ」と「ふぐのお椀」も、まずは香りを堪能し、次にスープを慈しむように味わう。

そして率直な感想を大将に直接伝え、疑問があればぶつける。臆することなくそれができるのは、大将へのリスペクトがあるからだろう。

RIKACO

ふとした会話をきっかけに、スペシャリテの「ふかひれの唐揚げ」は松茸を加えた“RIKACO仕様”で供されることに。その芳醇な香りに、「私このあと、倒れちゃうかも!?」とこの表情


「日本料理って、ただ食べて美味しかった、っていうだけじゃない。和食の技術、出汁の素晴らしさ、器や調理道具に息づく美意識を知る意味では、私たち客も勉強できる場。だから、授業料としてコース3万5,000円は決して高くないわよ」と熱く続けた。

そして、〆を食べ終えたところで、RIKACOさんから大将に「何を一番大切にされていますか?」と質問が飛んだ。

「温度感と香り、ですね。食材が最高に引き立つ瞬間を狙った料理であることを常に目指しています。あとはやはり和食の伝統的な技術を受け継いでいくことも、大切だと考えています」

その答えに大きく頷いたRIKACOさん。丙午の女の情熱と料理人の矜持が共鳴した瞬間、ふたりの間に静かな炎が燃えたような気がした。

■プロフィール
RIKACO 1966年生まれ、神奈川県出身。13歳で芸能界デビュー。飾らない性格や類稀なるファッションセンスで女性を中心として絶大な支持を得る。現在はライフスタイルブランド「LOVE GIVES LOVE」のプロデュースを中心に多方面で活躍。

■衣装
ジレ¥88,000、パンツ¥66,000、ブラウス(参考価格)〈すべてデパリエ/デパリエ 伊勢丹新宿店 TEL:03-3351-0005〉、リング¥935,000〈トーカティブ/トーカティブ 表参道 TEL:03-6416-0559〉、バングル¥101,000〈マリア ブラック/マリア ブラック 表参道店 TEL:080-4009-2020〉、ピアス(右)¥159,500・(左)¥73,700〈ともにマリコ ツチヤマ/エスケーパーズ アナザーワールド TEL:080-7509-9967〉


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