
「待っているのではなく、自分から求めに行きますね」乃木坂46・梅澤美波のキャプテンとしての思い
芸能界の第一線で活躍する方を思いっきりおもてなししたい。
そこでお招きしたのが梅澤美波さん。これまで10人以上のメンバーに登場いただいた乃木坂46のキャプテンだ。
日頃からお世話になっているその感謝を伝えるべく、「大好物」だという鮨を“ランチ会食”で堪能いただいた!
重圧をものともしない、乃木坂46キャプテン梅澤美波の信念
梅澤美波さんが乃木坂46の3代目キャプテンになって2年半。
後輩との食事も会食と呼ぶとしたら、記憶に残るそれはグループのメンバー、遠藤さくらさんと銀座でしゃぶしゃぶを食べたことだとか。
「キャプテンに就任する前は、緊張して後輩とはごはんに行けなかったんです。でも、遠藤の方から歩み寄ってくれて、その日は実現しました。彼女は1期下ですけど今はもう後輩という感じもなくて。4期生は全員、相談もできる同志という感覚が近いかも」
ちなみにお会計はどうするのか、興味本位で尋ねてみると……。
「私です。でも、歴代の先輩たちがしてきてくださったことを、そのまましているだけですよ。先輩はみなさん決まって、“今度ごちそうしてね”って言うんですけど、出させてもらえたことは一度もなくて。その姿に学びました(笑)」
今年は6期生が加入し、更なるリーダーシップも求められる。
「それは確かにそうなんですが、また改めてフレッシュな気持ちにもさせてもらっています。
5月に行われた13周年のバースデーライブが6期生のお披露目だったんですが、彼女たちのステージを裏のモニターで見ていたら、自然と涙が出てきて……。パッと横を見たら、3期生全員がその状態に(笑)。
みんなで顔を見合わせながら、“尊いね、この瞬間”と。感動しちゃっていましたね」
その理由は、自身が歩んできた9年間と彼女たちがこれから辿る道が重なるからだろう。
「これからいっぱい悩むだろうし、悔しい思いもする。言葉にできない感情もたくさん抱えると思います。でも今しか経験できないことでもある。
私が“楽しむことが一番だって、いつか気付けるよ”って言ってあげることはできても、きっとそうは思えないだろうな、っていうのも分かる。
だから“今はいくらでも悩みなさい”という感じですね。もう、親心のような感情ですけど(笑)」
9月で在籍10年目を迎えた26歳の彼女が、10代前半の後輩と接するには、悩ましい部分もあるという。
「伝え方、ですよね。“今の若い世代”や、乃木坂46というグループでまとめられがちですが、それぞれに個性があって、みんな違う。厳しい言葉で燃える子もいれば、褒めて伸びる子もいる。それはとにかく観察して、時間をかけて見極めていくしかないと思います」
立場が上になるにつれ、梅澤美波個人として評価をもらう機会は減った。でも、梅澤さんは貪欲だ。
「待っているのではなく、自分から求めに行きますね。“今日のライブどうでしたか?“って。“良かったよ”と言われても、“どんなところが?逆に悪いところは?”と、一歩踏み込んで聞くようにしています。
それは、自分たちの手応えと外からの評価が真逆なこともあるので、しっかりと擦り合わせる作業が必要だと思うから」
力強い眼差しで熱く語るその表情は、凛として美しい。キャプテン梅澤美波が導く乃木坂46の未来はきっと明るい。
■プロフィール
梅澤美波 1999年生まれ、神奈川県出身。2016年、乃木坂46の3期生オーディションに合格し、芸能活動をスタート。2023年、3代目キャプテンに就任。ファッション誌『CLASSY.』でモデルを務めるほか、俳優としても活躍中。
■衣装
ワンピース¥61,600、パンツ¥57,200〈ともにバウム・ウンド・ヘルガーテン/エスアンドティ TEL:03-4530-3241〉、その他スタイリスト私物
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