鳩と鴨のさまざまな部位が入ったパティ￥1,800
銀座８丁目、「見番通り」と「金春通り」の間の路地裏。銀座の印象を覆す怪しげな路地に、バー『あるぷ』の看板が煌々と光る
「松屋銀座」裏の「あづま通り」沿いを少し奥に入った路地に立地。のれんには常連だった文化人たちの句がつづられている。作家・里見 弴氏が同店の美味しさを「舌上美（ぜつじょうび）」と表現した筆書きが目を引く
1968年に現在の場所に移転して以来、基本変わっていない店内。故・石原慎太郎氏や山口 瞳氏など、作家が多く通った店としても知られる。黒電話はいまも着信機能がありベルが鳴るが、かけることはできないとか。営業中の様子について、「BGMが流れていないので、会話力を試されている？（笑）」と泉二さん
煮切った「菊正宗」が入る湯鍋に、皮と身に分けた鶏もも肉を入れ出汁を取った「岡田茶わん」￥1,100。生姜と白髪ネギを加え仕上げ、シンプルながら酒のアテになる一品
イサキとアオリイカの「刺身」１人前￥2,860、100年以上仕入れている「菊正宗」の樽酒１合￥1,210
２フロアあり、１階はカウンター、２階はソファ席。客層は50～70代が中心で、若くて30代後半も。「ゆっくりくつろげます」と泉二さん
1996年から店に立つ筒井喜和子さん。『あるぷ』は前からの内装を引き継ぎ、1976年に喜和子さんの亡きご主人が開業。BGMはアナログレコード
お酒はウイスキーが中心。ボトルキープ￥13,000～、グラス￥1,200～、おつまみ３品込みのチャージ￥3,300
自然と会話が生まれるカウンター席
濃厚なエビが香るブイヤベースに、イタリア米を入れて作ったリゾット￥1,800
「泰明ビル」は建築マニアの間で有名。店は上階の『ブギウギ』や『バーあさ子』とも仲が良く、泉二さんも両店の常連
青い空間に緑の鎖が光り妖しい店内。銀座に縁のある店主ふたりが2020年に共同で創業
「バナナとシナモンのラムスムージー」￥1,200
左：「銀座もとじ」２代目店主・泉二啓太さん、右：『ぎんざ 寿し幸』４代目店主・岡田 茂さん
“寿し幸”について、「岡田さんの人柄が魅力的でお鮨も本当に美味しいですし、銀座の店らしく気持ちよく過ごせます」と泉二さん
江戸前らしく小肌が旨い！
もどる
すすむ
もどる
すすむ
