牛肉の本場・大阪で最高のステーキを！極上の「アメリカンビーフ」を楽しめる珠玉の４軒(1/2)[東京カレンダー

肉好きなら一度は味わいたい、アメリカンビーフの極上ステーキ。赤身とサシのバランスが生み出す力強い旨みと芳醇な香りが、五感を刺激する。

その魅力を存分に堪能できるのが、牛肉文化の本場・大阪の名店だ。ニューヨーク発の名門ステーキハウスから話題の最新店まで、肉好きを唸らせる４軒を厳選した。

『BLT STEAK OSAKA』
斧の形をしたワイルドな骨付き肉の豪快で贅沢な旨みに高揚！

斧のような形からその名が付いた、「トマホークドライエイジング（骨付きリブアイ）」（２名用）￥29,000。骨付きのまま焼き上げてジューシーに。ハーブバターのコクが赤身肉の力強さを一層引き立ててくれる

「ニューヨーク・タイムズ」の二ツ星、「ニューヨーク・ポスト」の三ツ星など、高い評価を得ている、N.Y発のステーキハウス“BLT STEAK”。

大阪店はモダン＆クラシックをテーマにした高級感溢れる内装で、記念日や接待にも重宝されている。そんな特別な日に相応しいのが、USDA格付け最高位のプライムグレードのステーキだ。

「アメリカンビーフは個体差によって熟成期間を調整しています。焼く前にバターをたっぷりと塗り、シーソルトとペッパーをしっかり効かせてからグリルに入れることで、焼き色が美しく、風味豊かに仕上がります」（田中シェフ）

「アメリカンビーフは赤身とサシのバランスが良く、最高格付けのプライムは、肉質やサシの入り方も特上。当店のステーキは35日以上ドライエイジングをかけているので、よりジューシーで柔らかな熟成肉の芳醇な風味を味わえます」と田中康彦シェフ。

そのプライムの実力を味わえるのが「トマホークステーキ」。

脂のりのいい骨付きリブアイを、925℃の高温で豪快にグリル。カリッと焼き上げた食感と熟成肉の深い旨みにたっぷりの肉汁が重なり、三位一体が奏でる美味に昇天する。

上質な脂ゆえ、最後まで贅沢な肉の旨みをじっくり堪能できる。至福の時間をぜひ。

■店舗概要
店名：BLT STEAK OSAKA
住所：大阪市北区梅田２-５-25 ハービスPLAZA １F
TEL：06-6453-2911
営業時間：ランチ 11:30～15:00
　　　　　ディナー 17:00～22:00
定休日：施設に準ずる
席数：テーブル50席、個室４（32席）、バー８席

『Wolfgang's Steakhouse Osaka』
世界の美食家たちを唸らせるTボーンステーキの圧倒的存在感

厚切りのサーロインとフィレの極上部位を食べ比べする贅沢さが堪らない看板メニュー「プライムステーキ（２名用）」￥28,600。熱々の澄ましバターにたっぷり浸していただく本場スタイルで味わって

世界各国で絶大な人気を誇る、N.Yに本店を構えるステーキハウスの名門。

同店といえば、品質、熟成、焼きにこだわった極上のステーキが自慢。アメリカンビーフの最高級格付けプライムグレードの肉を専用熟成庫で長期熟成させ、旨み、香り、柔らかさを昇華させた極上のひと皿を提供する。

「肉々しい旨みのアメリカンビーフは熟成をかけることで相乗効果が生まれる」と話すのは福井唯シェフ。

「扱う肉は28日間熟成させたプライムグレードのみ。選び抜いたまろやかな塩を振り、澄ましバターを肉の下に敷いて900℃のオーブンで皿ごと焼き上げます。表面はカリッと、中はジューシーなステーキをご賞味あれ」（福井シェフ）

「熟成させることで酵素の働きによって肉が柔らかくなり、旨み成分のアミノ酸が増していきます。プライムの熟成肉はあっさりしながらも、旨みと脂のサシとのバランスが抜群。年配の方でもたくさん量を食べられると評判です」

代名詞となる“Tボーンステーキ”は、プライムグレードのサーロインとフィレを同時に味わえる至極の逸品。

ナッティな香りと高温で焼き上げた香ばしさが赤身肉の深い旨みに重なり、シルキーな歯切れの厚切り肉から甘い肉汁が溢れ出す。

世界のVIPたちをもてなしてきたクラシックな風合いのラグジュアリー空間で、官能的なステーキの美味に浸る夜を過ごして。