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TOUGH COOKIES Vol.3

「友人の結婚式でスピーチなんてしたくない…」32歳女の誰にも言えない本音とは

港区・西麻布で密かにウワサになっているBARがある。
その名も“TOUGH COOKIES(タフクッキーズ)”。

女性客しか入れず、看板もない、アクセス方法も明かされていないナゾ多き店だが、その店にたどり着くことができた女性は、“人生を変えることができる”のだという。

タフクッキーとは、“噛めない程かたいクッキー”から、タフな女性という意味がある。

▶前回:32歳女が、抱える秘密。高校時代からの親友に言えずにいる「あの夜」のこととは


Customer 1:富崎小春(とみさきこはる・32歳)【親友の恋人を愛した女】


「店長さんは、誰かの結婚式に…出たくないなって思ったことはありますか?」

客である富崎小春にそう聞かれた店長のともみは、ないですね、とだけ短く返した。

ただし正確には、“女友達がゼロなので結婚式なんて招待されたことすらない”というのがともみ・28歳のリアルだが、小春は、普......


この記事へのコメント

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確かに、披露宴に出席して幸せに満ち溢れる二人の姿を見たら心から祝福したい気持ちになると思うし、罪悪感も消えて小春自身も前に進めると思う。スピーチは人前で喋るの苦手で…とか理由つけて断ってもいい!
2025/03/06 05:3031Comment Icon1
No Name
小春としては裏切ってしまった自分が出席してもいいものか...とは言っているものの、実際は良太への気持ちがまだ残っていて辛いと言うことだと思った。ともみはカミングアウトして二人の関係を崩す必要はないと助言してたけど。
2025/03/06 05:3726Comment Icon1
No Name
悪役になるにも才能がいる、という言葉、刺さりました。本当に彼が欲しかったなら先輩に嫌われて最悪な女になってでも、という覚悟が小春には足りず、みんなに良い顔をしたまま未練を引きずったってことなのでしょうか
2025/03/06 06:1622
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TOUGH COOKIES

港区・西麻布で密かにウワサになっているBARがある。
その名も“TOUGH COOKIES(タフクッキーズ)”

女性客しか入れず、看板もない、アクセス方法も明かされていないナゾ多き店だが

その店にたどり着くことができた女性は、“人生を変えることができる”のだという。

心が壊れてしまいそうな夜。
踏み出す勇気が欲しい夜。

そんな夜には、ぜひ
BAR TOUGH COOKIESへ。

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