2025.02.08
実は鎌倉は住民の食偏差値が高いのも魅力。そんな環境も相まって美食店が増えている。
そこでいまHOTな新店を厳選。歴史と文化が織りなす街で最旬レストランに赴くのが、都会の大人には相応しい。
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ワインを主役にメニューを選ぶ。酒をとことん愉しむオアシスへ赴く
山形県南陽市のワイナリー「グレープリパブリック」初のレストラン『グレープリパブリック ヴィネリア サローネ』が、鎌倉にオープン。
「小町通り」を曲がると、店は路地の左手に見える。ガラス張りのファザードが印象的で、クリーンな空間。店頭のカウンタースペースには“グレリパ”のワインやグッズを購入できるショップも併設している。
“ワインに合う料理”を軸に、店を運営するSALONEグループの弓削啓太シェフをはじめとする各店のシェフたちがレシピを監修。
自社ワインの特徴や長所が生きる食材選びや組み合わせが巧みなイタリア料理を味わいつつ、徹頭徹尾ワインを楽しむペアリングを体験できる。
キリッと爽やかな泡がポテトに合う!
中トロ外カリッと、クリスピー感が絶品な「メークインとローズマリーのガリガリロースト」¥990。
微発泡の「デラフレスカ2023」(グラス¥1,100)と一緒に。
赤身肉にはベリーやカシスのニュアンスの赤
赤身が多くさっぱりな「なかやま牧場高原牛ランプのロースト」¥5,500。
渋みと味わいがやわらかな「カベルネソーヴィニヨン2022」(グラス¥1,100)と。
「グレープリパブリック」のフルラインナップをそろえ、バイザグラスで楽しめるのは無論、アラカルトに付けられるフリーフロープラン(¥2,750〜)もあり、ワイン好き&“グレリパ”ファン垂涎の内容に。
昼から蕎麦で飲む。そんな週末が待ち遠しい
明治後期に建てられた旧加賀谷邸は、鎌倉を象徴する歴史建造物。
大変貴重なその邸宅が、2024年夏『鎌倉 北橋』という名の蕎麦店とカフェに生まれ変わった。
蕎麦は珍しく、玄蕎麦の殻剥きから行う自家製粉。
農家直送の蕎麦の実を店内の製粉場で産地ごとに異なる挽き方で粉にして、もり、生粉打ち、玄挽きを用意。香りの違いは歴然。
冬は「玉子とじ」や「鴨南蛮」も人気で温冷両方を頼むのがオススメ。
鎌倉野菜やしらすを使った一品料理も充実ゆえ、蕎麦前も欠かせない。
和の甘味も!
新潟「鶴齢」の酒粕を使った「ブランマンジェ」¥950。
イノベーティブな麗しき一皿に心を奪われる
『ドラキア』の店主の山田尚立さんは、イタリアで幼少期を、湘南で少年期を過ごす。
飯田橋にあった『INUA』を経て白金高輪『オレキス』のヘッドシェフを務め、七里ヶ浜で独立開業。2023年春に鎌倉・雪ノ下に移転し、ジャンルに捉われず独創性溢れるコースを提供する。
イタリアンとフレンチ両方の経験があるため、素材を活かす技術をそれぞれから応用。
鰆のミ・キュイに合わせた貝だしベースのクリームソースは魚卵の食感が楽しい。
まぐろのタルタルにフランボワーズのソースを合わせるなど、ハイセンスな発想に食材の新たな一面を知る。
SNSで話題!
同店が空き時間を利用し営業する『パフェテリア リリア』のパフェも魅力。¥2,200。
代々木八幡から移転して3年。鎌倉食材が魅せる絶品スパニッシュ
代々木八幡にあったスペイン料理店『アルドアック』が名を変え鎌倉に移転し、すっかり地元グルマンたちが集う美食店『アンチョア』として定着。
魚は長井漁港の「さかな人」から届く相模湾の地魚、野菜は鎌倉の農産物直売所で仕入れ、肉は小田原の猟師が仕留めたジビエなど、鮮度高く滋味深い地元食材を酒井 涼シェフの手によって楽しく昇華させた、創造性溢れる料理をコースで堪能できる。
羊のチーズたっぷりのイワシの酢漬け、カマスサワラのフリット、モホピコンソースの蒸しサザエなど魚介類が中心のピンチョス。この一皿でボトル1本空けられるほど豪華。
ディナーコース¥12,100~。
甲羅の中にピキージョピーマンがお目見え。
豊洲に流通しないイバラガニの身とカニ味噌を詰めた贅沢な味わい。
具なしでも大満足!濃厚な魚介の旨みが絶品
約10種の魚介のアラで炊き上げる「アロス・ア・バンダ」は、出汁が凝縮した濃厚な旨みに悶絶必至。
窓の外に江ノ電を眺められるロケーションも旅情が高まる。
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