
花椒とスパイスが効いた自家製辣油でフレッシュな辛さを出しつつ、炒りごまの風味が香る芝麻醤でコクを加えてあとを引く味わいに。料理はすべて¥6,600のコースの一例
まるでイノベーティブレストランのような、スタイリッシュなカウンター。目の前で調理が行われるため、目にも楽しい。店内に置かれた作家もののお皿なども美しく評判
「毛鹿鮫の煮込み 焼き入れ」(ディナーコース+¥6,600)は、下にアワビが敷かれ、上にトリュフが削られるという豪華食材のオンパレード。食感と香りのめくるめく体験ができる
「黄ニラのニラ玉」は鶏だしの餡がかかった優しい味だが、たまごの中に金華ハムのすりおろしが入っていて塩気がアクセントに
『ふかひれ家』があるのは「麻布台ヒルズ」内。名店が並ぶ森JPタワー3階にある。店頭に飾られた特大ふかひれが目印
躍動感に包まれるカウンター席は初回デートの強い味方。シェフの調理風景を眺めながら会話も自然と弾む
シェフをはじめ、サービススタッフも朗らかで和気藹々とした雰囲気。そんなチーム力の高さも、この店の居心地の良さを助長する
見た目華やかな「オコゼのタルタル」。昆布締めにしたオコゼにねぎ油の香ばしさを加えた、美しいひと皿。ナンプラーや発酵唐辛子、パクチーなどで多層的な味わいに仕上げる
ビル地下ながら閉塞感は皆無。ひとりでも気後れしないカウンターや、店奥にはゆったり最大8名まで利用可能なテーブル席もある
フィンガーフードに昇華した「春巻き」は人気の一品。中身は旬の食材に合わせて2ヶ月毎で変わる。この日は桜エビと空豆。ほっくりとした食感と上品な旨みの合わせ技に唸る
豚バラではなく塩漬けにした豚トロを使い、柔らかくボイル。黒酢に日本の米酢も加えることで、まろやかさを出すのもポイント。料理はすべて¥10,000のコースの一例(3日前までに要予約)
1階のカウンターはキッチンを囲むスタイル。ガス台はカウンターからやや離れているが、佐々さんが中華鍋を振るう姿をライブで見ることができる
高校卒業後、『赤坂四川飯店』に入社し、菰田シェフの下で働く。菰田シェフが独立後も右腕として追随し、2021年より現職に就任
夏の名物ともいえる冷やしの一品。魚介・鶏ガラ・野菜でそれぞれスープを取ったのち、脂を濾してスープの重たさを排除。すべて「カウンターディナーコース」(¥16,500)より
2名から利用できる個室もあり、人気が高い
シェフの増山さんは『赤坂四川飯店』出身。素材に寄り添った透明感のある中華は優しくきれいな味。サービスを担当するマダムのおもてなしも唯一無二でふたりの息がぴったり
「前菜盛り合わせ」。右手前から時計回りに「ワカサギの南蛮漬け」、さわやかな新生姜が夏らしい「アオリイカ、新生姜、漬物和え」、官能的な食感の「沖しじみの醤油漬け」、本格的な「よだれ鶏」、中央は千鳥酢で優しく仕上げた「レモン風味のクラゲの酢の物」
これを目当てに遠方から訪れる人がいるほど。野菜ごとに火入れを変え、麺のパリパリ感を活かす。アラカルトで注文可。¥1,800~
照明がやや暗めなぶん、大理石のカウンターがいっそう艶っぽい。席の間隔がゆったりとしているため、隣の会話も気にならない。ふたりの世界に浸りながら個性あふれる中華を楽しめる
クラフトビールやワイン、紹興酒を織り交ぜた楽しいペアリングは、4グラスで¥6,600から
カウンター10席のみの空間。カジュアルな雰囲気も相まって親密度が高まると、デートで訪れる人も多数。ひとり客ももちろん歓迎!
シェフの地元・徳島にちなんだ「神山すだちサワー」¥990
藤井シェフの豪快な鍋振りを間近で見られるカウンター席が人気。最大10名まで利用可能なテーブル席にもそのライブ感が伝わる
お皿に映える「焼鴨」。にんにくやエシャロット、生姜、エビ味噌などで作られる沙茶醤(サーチャージャン)で奥行きのある味わいに。お好みで梅とガリのソースをつけていただく新感覚も楽しい
唐辛子が1本入った「麻辣ハイボール」や紹興酒を使った「ドラゴンハイボール」など、中華ならではのアルコール類も充実する。あとを引かない刺激に思わず杯が進んでしまう。ともに¥800
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