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未来のWISH LIST Vol.10

「港区女子として生きていく」六本木から徒歩15分、1Kで一人暮らしをする26歳女の実態

◆これまでのあらすじ
大手メーカー人事部の未来(26)は、元カレ・悠斗との結婚を見据えて作成した「10のウィッシュリスト」の達成に向けて、破局後も動き続けている。17歳年上の経営者・笹崎達也と一夜を共にした未来は、彼と頻繁に会うために一人暮らしを決意し…。

▶前回:「今から会える?」深夜にベンツで20代OLを迎えに行き…。43歳・港区経営者のリアル


Vol.10 港区女子として生きていく


4月初めの土曜日。

未来は、空っぽになった実家の部屋を見て、ため息をついた。

― ついに、一人暮らしを始めるんだ。

これから、六本木駅徒歩15分の1Kに引っ越しをする。

「未来ちゃん、本当に港区に引っ越すんだね」

今日も実家に来ていた姉の美玲が、心配そう......


この記事へのコメント

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No Name
主人公の酷さ加減を確認したくてつい読んでしまうけど、読んだ後気分が悪くなる月曜日。しかもこれがアクセスランキング一位とか信じられない。パパ活みたいな事してオジサンに利用されてるだけなのに、どんどん進化する未来に虫唾が走る。何が港区女子として生きていくだよ。 エルメスとニコライバーグマンに謝れ😆
2024/07/29 05:4341Comment Icon4
No Name
いつものチェーン店か。本当は『キャンティ』でも行きたかったけどぁ仕方ないよね。
未来調子に乗り過ぎ! 女子会にディナーはコースで2万位のお店選んでどうするんだよ!
2024/07/29 05:2236Comment Icon2
No Name
飛鳥の写真見せられて「整形女」と思う未来。本当に性格悪い。
背景は歪みそうな位加工してるなら修正女子。=整形してる 事にはならない。
2024/07/29 05:2831Comment Icon1
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未来のWISH LIST

マスク着用、ソーシャルディスタンス、不要不急の外出禁止。

世界を大きく変えてしまったコロナ禍を経て、ようやく時が動き出している。

オフィス街のにぎわい、仕事後の一杯、海外旅行…。

人々が失われた日常を取り戻そうとする中、一歩を踏み出せない女がいた。

これは、人生の大きな節目で自粛を強いられた25歳の等身大の物語。

自粛生活こそが日常だった彼女は、充実した人生を取り戻すべく、10の『ウィッシュリスト』を作成し―。

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