「離婚したら、娘の小学校受験はムリ？」34歳主婦が、経営者夫との離婚で知った真実(1/3)[東京カレンダー

◆これまでのあらすじ

娘を幼稚園に送って家に戻った楓は、自宅に人の気配を感じた。家にいたのは、出ていったはずの夫。

しかし、以前の夫とは別人のように横柄で威圧的な態度で、楓に離婚を迫った。

「考えさせて」とその場での返答を避けたが、優位に立って離婚することを決意した楓は、こっそり録音していた光朗との会話を持って探偵事務所へと行くことにしたのだった。

▶前回：別居して1ヶ月。ある日突然帰宅した夫が、「今すぐ離婚したい」と迫ってきた理由とは

Vol.5 離婚にはお金がかかる

「はぁ…疲れた」

まだ週の半ばだが、気が休まらない毎日に楓の疲労は溜まっていた。娘の花奈を連れてスーパーから帰ってきたところだが、肩にかけているエコバッグが妙に重たく感じる。

だが、すぐにそれは疲労が原因ではないことに楓は気づいた。

― なんだろう…？

なにがどうと言葉にはできないけれど、家の中の空気が、なんとなく違う。

言いようのない違和感を覚え、楓は玄関から上がれずにいた。とはいえ、絶対的な確信はない。

「ママ、どうしたの？」

さっきスーパーで買ったお菓子を手に、花奈は不思議そうな顔をしている。

「ううん。なんでもない。ほら、手を洗ってらっしゃい」

疲れているからだろうか？

あたりをグルリと見回すが、何も変わったところはない。だから、違和感というのは、楓の直感に近かった。

― まさか、また光朗さんが？

自分たちがいない間に、光朗が一度帰宅して出て行ったのではないか？

だが、物が移動されたり、なくなっているような感じはない。

先日の夫との対峙を思い出すと、背中がヒヤリとする。

「まさかね…」

その時、突然「ピンポン！」とインターホンが鳴った。

違和感を感じる自宅で、立ちすくむ楓。突如鳴ったインターホンの音の主は

この記事へのコメント

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No Name

何故、先に夫の現状を把握しようとしない？来週調停って？？？せめて光郎の浮気してる証拠位は集めないと。相手は謎に焦って早く離婚しようとしてるのだからわざと時間をかけてやればいい。調停から離婚裁判と引き延ばし、その間は堂々と今の家に住んで婚姻費用もしっかりもらって。離婚後働けるように資格の勉強するとか、在宅/フルリモートで出来る仕事を探すとか。もし不倫相手がいたなら別れさせてその女には慰謝...続きを見る料請求するとか。離婚する前にやる事沢山あるよ。

2024/05/09 05:5735

No Name

探偵に依頼した夫の調査はどうなってる？読者はまずそれを知りたい！
続きが気になるよう無駄に引き延ばす作戦かもしれないが、作者の筆力が伴ってないので読み手はイライラするだけ。

2024/05/09 05:2329

No Name

ご主人に直接連絡を取ってまずは協議離婚を持ちかけてみますよ。
夫はまたブチギレるな😂しかしなんで協議離婚？楓が不利になりそう。まずは、別れたくないから調停で話し合う感じにしたほうがいいんじゃない？　最後は離婚するにしても楓は急ぐ必要無いんだし。

2024/05/09 05:4828

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