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美肌の主人を見れば一目瞭然の美しくなる薬食同源の美味
薬食同源の考えが、今も普段の食生活にキチンと受け継がれている韓国の食卓。素肌の綺麗な女性が多いのも、そうしたバランスの取れた食事が大きく関係しているようで、「牛や豚の骨から摂るコラーゲンたっぷりのスープやキムチをはじめとする多彩な発酵食品。そして焼肉やポッサム、サムギョプサルにしても、常にたっぷりの野菜と一緒に食べる。これが、美肌と健康の秘訣でしょうか」。
そう言って微笑むのは、チェ・ジウ似の女主人のユーヒさん。ここ麻布十番『黄牛』には、そんな美しくなるための料理が満載だ。
中でもおすすめは、写真の“カムジャタン”。豚の背骨肉とじゃがいもを煮込んで作る、日本でもお馴染みとなった鍋のひとつだが、同店のそれは、他とは一線を画すピュアにして滋味溢れる美味しさ。豚の背骨肉を、甘草などの漢方薬やニンニクなどと共に約2時間余り煮込んで摂るスープに臭みは皆無だ。
それも背骨は丁寧に水洗いをして血抜きをし、更に茹でこぼして汚れやアクを丹念に取り除くなど手間を惜しまぬ下ごしらえがあればこそだろう。隠し味に加える大根の干し葉やエゴマの葉と粉末が栄養価を高めると共に味に深みを与えている。クリアなスープが美味な参鶏湯も美肌作りに最適。ユーヒさんの肌美人ぶりを見れば、効果のほどは、推して知るべしだ。