ひとりで住む家、ふたりで棲む家 Vol.14

港区在住の建築家と再婚した女。シアタールーム付きの新居が、スピード離婚の引き金に…

◆これまでのあらすじ
自宅マンションの売却活動中の藤田真弓(38)。元カレ・修平と関わりがあったことが夫・雄介にばれ、関係がこじれてしまう。そんな時、「部屋を購入したい」という買い手候補と出会った。相手は指値で購入したいようで…。

▶前回:「前から思ってたけど、君ってさ…」いつも温厚な夫が、妻に不満をぶちまけ家出した理由


Vol.14 契約


「お客様から、指値のご相談を伺っています」

新堂さんの声が、電話口から聞こえる。

先日再内覧をした女性について、進捗報告を受けているのだ。

彼女の購入意向を確認できたのはよかったが、やはり一筋縄ではいかない。指値…つまり、販売価格より減額しての購入相談ということにな......


この記事へのコメント

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No Name
真弓はなんで謝らないんだろう...怒られた時に「ゴメン」は言ったかもだけどそんな薄っぺらな言葉はインコでも言える。 それで一度会って話したいので連絡ください のあと、「家が売れるかもしれません」 おい、話って家の事かよ何の反省もしてない図太い女だなと雄介さん心底ガッカリしたと思う。 毎度自分の事しか考えてない。
2024/02/19 05:3635返信1件
No Name
家はもう売れたようなものだし、今回を最終回で上手くまとめて欲しかった。 こちら押印してください、こちらは左上...とかそんなのはもっと簡潔でいいのに。結崎さんの過去もその説教じみた話で真弓が夫の大事さに気付く展開だとしても長過ぎ!
2024/02/19 05:4325返信1件
No Name
雄介、実家にいるのか…笑
2024/02/19 07:0424返信3件
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