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ひとりで住む家、ふたりで棲む家 Vol.10

婚約直後に破局。幸せ絶頂の34歳女を絶望に陥れた、慶應卒エリート男の愚行

◆これまでのあらすじ
新婚の藤田真弓(38歳)は夫の雄介と協力し、自宅マンションの売却活動中。しかし、初めての内覧申込みで、まさかの元カレ・修平と再会。真弓の様子に探りを入れている彼の様子が、気になって…。

▶前回:元カレをたびたび見かける女。怪しんで声をかけると意味深な顔で「久しぶり」と言われ…


Vol.10 過去


「修平…!」

「久しぶりだね、真弓。あ、久しぶりでもないか。この前、お宅にお邪魔させてもらったもんね」

「はぁ…まさか、こんなところで会うなんてね」

修平の横をすり抜けて、私は手に持っていた空き瓶をカゴの中に捨てる。今朝使い切ったばかりの、ジャムの容器だ。

そ......


この記事へのコメント

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No Name
修平との出会いからダラッダラと回想シーン続いただけで。今日の話は丸ごとなくてもOKだよ😤
ポストに入ってたのは不幸の手紙 “これを10人に回さないと家は売れず不幸が訪れます” でいいよ。
2024/01/22 05:1936Comment Icon2
No Name
出た出た、また「あるモノとは....?」
この前はある人とは?でその前はまさかの人物だったか。ふざけ過ぎるのもほどほどにして。
2024/01/22 05:1433Comment Icon1
No Name
今朝使い終わったばかりのジャムの空き瓶、ちゃんと洗ったのかい? その位くだらない突っ込みしか浮かばないよこの連載。
2024/01/22 05:2229Comment Icon4
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ひとりで住む家、ふたりで棲む家

『始めるのはカンタン、でも終わるのは難しい――』

男女関係でよく言われるこのフレーズ。

でも…あなたは知っているだろうか。

この言葉が、“マンション売却”にも当てはまるということを。

悠々自適の東京独身生活を謳歌するために購入した“ひとりで住む家”。

それを“清算”して、“ふたりで棲む家”に移るのは、意外と難しい。

これは、東京でマンション売却に奔走する38歳女のストーリー。

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