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ひとりで住む家、ふたりで棲む家 Vol.9

元カレをたびたび見かける女。怪しんで声をかけると意味深な顔で「久しぶり」と言われ…

◆これまでのあらすじ
新婚の藤田真弓(38歳)は、夫の雄介と協力し、自宅マンションの売却活動中。しかし、やっと予約が入った初めての内覧で、まさかの元カレ・修平に遭遇。ほどなくして、マンション内の上の階で同じ間取りの部屋が売りに出されていることを知る。

▶前回:かつて婚約破棄された39歳の元カレと3年ぶりに再会。結婚を報告したら、思わぬ反応で…


Vol.9 競合物件


元カレの修平が自宅の内覧に来てから数日後。

物件情報ポータルサイトを眺めていたら、マンション内の上の階、同じ間取りの部屋が、私の部屋とほとんど差のない金額で売りに出されていることを知った。

夫の雄介とともに呆然としていると、スマホが鳴る。

「藤田さん、今よろしいです......


この記事へのコメント

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No Name
余計なシーンとか説明が多過ぎてチンタラチンタラな展開、もう限界。
2024/01/15 05:1654Comment Icon4
No Name
元カレが実は同じマンションの10階に住んでましたはさすがに現実離れし過ぎな設定じゃないかな🤣 いつから住んでたのか「?」だけど今迄エレベーターとか家の周辺で全く会わなかったから真弓は知らなかったんでしょう。もうめちゃくちゃだねこの話。
2024/01/15 05:1540Comment Icon4
No Name
健斗もおしゃべりな男だな。
もうこの話の続きは、木曜の同じく人気ないミステリーに移行して、新しい連載が始まったらいいのにねぇ。
2024/01/15 05:2328Comment Icon1
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ひとりで住む家、ふたりで棲む家

『始めるのはカンタン、でも終わるのは難しい――』

男女関係でよく言われるこのフレーズ。

でも…あなたは知っているだろうか。

この言葉が、“マンション売却”にも当てはまるということを。

悠々自適の東京独身生活を謳歌するために購入した“ひとりで住む家”。

それを“清算”して、“ふたりで棲む家”に移るのは、意外と難しい。

これは、東京でマンション売却に奔走する38歳女のストーリー。

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