酸いも甘いも嚙み分けた大人たちは、大抵のことでは動じない。
これは、ものの道理を理解し、それに対応する術を培ってきたからだ。
だが、世情に通じ心の機微に長けた大人たちでも「年末年始くらいは気兼ねなく愉しみたい」と思うのが、人の情。
そんな夜に必要なのは、気分を高揚させてくれる、特別な一杯だ…。
招待客はリアルアッパー層のみ。1年を締めくくる「Year End Party 2023」が六本木で幕を開けた
2023年12月12日、六本木のレストランで、ある夜会が催された。
その会の名は「東カレ倶楽部 Year End Party 2023 sponsored by ローラン・ペリエ」。
東京カレンダーが主催者となり、ビジネスの第一線で活躍するエグゼクティブを招待して行ったパーティーだ。
参加者は会社経営者や、士業、医療関係者など多岐に渡るが、共通するのは「東カレ倶楽部」(アッパー層のみが所属する、東京カレンダーが誇るインフルエンサー集団)に所属していること。
彼らが走り抜けた2023年の労をねぎらい、そして彼らに交流の場を提供したいと考え、この会を開いたわけだ。
その舞台となったのは、人気のレストラン『BALCON TOKYO』。
東京の夜景を一望できる絶景のロケーションが素晴らしいレストランで、開放的なバルコニーから眺める東京の景色は圧巻!
また、お料理も評判で、旬の素材を生かした前菜から、厳選されたお肉や魚介を使ったメインの一皿までを贅沢に堪能できると人気を集めている。
だが、このパーティーには、ほかにも愉しみが用意されていて…。
華やかな席を彩るのは『ローラン・ペリエ グラン シエクル』
このパーティーをより特別な体験へと誘う装置として用意されたのが、プレステージシャンパンの『ローラン・ペリエ グラン シエクル』。
1812年に創立したローラン・ペリエは、家族経営に徹することで、メゾンの独自性と価値観を今日まで変わらず保ち続けている、世界有数のシャンパンメゾンだ。
質の高いぶどうだけを厳選して調達する、いわゆるプレステージの比率が高いメゾンというだけあり、フランス国内の一流ホテルやレストランが採用。
さらには、英国王室御用達の太鼓判がつくなど、格式高いシャンパンとして、お祝いの席など華やかな日に欠かせない一本として愛されている。
そんなローラン・ペリエを代表するのが、『ローラン・ペリエ グラン シエクル』だ。
金色に輝く美しい液体、優雅に立ち昇る繊細な泡、そして芳醇でフルーティーな香り。
そのどれもが、美しく気品を放ち、この一杯が特別なものであることを物語る。
「プレステージシャンパンは単一のヴィンテージであるべき」という考えが、定説だった1950年初め。
至高のシャンパン、究極のプレステージシャンパンを探し求めるローラン・ペリエは、あるひとつの答えにたどり着く。
「シャンパンの本質はアッサンブラージュにあり」
アッサンブラージュとは、ワインの原酒を混ぜ合わせる伝統的なシャンパン造りの技法のことだ。
職人の卓越した技術と知識を駆使して、ヴィンテージが保有する特徴を生かし調和させることで、シャンパンに個性を生じさせる。
一般的にシャンパンでは単一のヴィンテージ(収穫年)のぶどうのみをアッサンブラージュ(ブレンド)する場合が多い。
だがローラン・ペリエは、複数の収穫年のぶどうをアッサンブラージュし、その味わいを造りあげている。
たとえば『ローラン・ペリエ グラン シエクル NO.25』では、2006年、2007年、2008年という秀逸なヴィンテージのキュベを組み合わせているのだ。
各ヴィンテージが持つ突出した個性を掛け合わせることで、「力強さ」「バランスの良さ」「エレガントさ」など、単一のヴィンテージでは得られない、複層的で完璧なハーモニーを生み出すことができる。
最高の畑、最高のぶどう、最高のヴィンテージを組み合わせる。このマルチヴィンテージこそが、ローラン・ペリエのシャンパンを唯一無二の一本にしている所以だ。
今回振舞われた『ローラン・ペリエ グラン シエクル』は、この匠の技と想いが詰まった、いわば「ブレンドの芸術作品」。
シャンパンの真髄を追求した、知る人ぞ知る、こだわりのシャンパン『ローラン・ペリエ グラン シエクル』を、リアルアッパー層である東カレ倶楽部のメンバーはどう評するのか?