「フラッと気軽にいらしてください」
「虎ノ門ヒルズ」から徒歩1分という距離感ながら、メインの通りから一本入った通りにあるため、落ち着いた佇まいを見せる
「お客様と親密に付き合いたくて、深夜までお客様のいる街を選びました」と坂川光平シェフ。その親しみやすい人柄も人気の理由
“ドンチッチョ”時代に出合った、北海道産いけだ牛のステーキ。きめ細やかな食感と赤身の旨みが魅力。すべて「おまかせコース」(12,000円)より
ダークな風合いのブルーの壁がシックな印象。飾られたオブジェや写真もセンスを感じさせる。店内の至るところに、坂川シェフセレクトのイタリアワインや食後酒が置かれている。ワインはグラス 1,200円~、ボトル 6,000円~
虎ノ門と新橋のちょうど中間。外から見ると純然たる和食店の風貌で、彼女の期待値を上げる。虎ノ門の外れにポツンと佇む凛とした空間がそっと上質を物語る
コースの始まりにその日使われる羊を披露される。この日は北海道せたな産のホゲット
店内は白木の落ち着いた雰囲気。カウンター内でジンギスカン鍋を使って肉を焼き上げるので、その様子も見て取れる
高輪の高台に位置する伊皿子坂上にあり、高級住宅街に隣接した静かなエリアだ。2階へ上がる階段にさりげなく看板がかかるのみで、通りすがりなら見逃してしまいそうだ
大きなモネの絵が飾られ、邸宅のような優雅な雰囲気を演出
レトロなフォルムのランプが放つ光が、温かみのある空気感を生む
フランス料理に影響を受けたヌーベルシノワらしく優美なテーブルセッティング。器はヨーロッパの名門ブランド「ヘレンド」など、美しいショープレートが並ぶ
「彩々前菜盛り合わせ」。楽し過ぎる前菜は、くらげの和え物、ゆり根とブドウのヘーゼルナッツソース掛けなど14種類も盛り合わせに
麺は日替わりで、この日はごぼうの旨みたっぷりの「香り麺」。すべてコース(11,000円)より
アートも飾られた洗練された店内。個室も完備
こちらが北野シェフ。「一頭買いは10年前からの構想。これによって生産の仕組みの常識を変えたい」と思いは強い
店内は赤と黒を基調としたセンス溢れる空間。牛にまつわるアートなども飾られており、焼肉店らしからぬスタイリッシュさ
右が「本日の特選部位 神戸牛 山崎牧場 ザブトン」3,800円、左が「厳選霜降り神戸牛 山崎牧場 上霜降りカイノミ」2,800円。料理長の阿部さんが肉の個性を見極め、最適なカットを施す
「常陸野ネストビール」の木内酒造で造られたウイスキー樽から注がれる「自家製樽熟成日の丸ハイボール」1,000円
シンプルで適度にカジュアルなダイニング。店内はテーブルふたつに、シェフの調理を目前にするカウンターがひとつ。店内はダークトーンでシックにまとめられていて、落ち着く。アットホームさも漂う空間は何度も訪れたくなる
藤井シェフは、「落ち着いた大人の街で、コースだからこそできるフランス料理の世界を表現したい」と現在のスタイルに
ひと息付きつつ、味の深さを感じる冬の定番・ポタージュ。「寒い季節は温かいスープでホッとして欲しい。大好きなんです」と、温泉卵を忍ばせたきのこのなめらかなポタージュ「大地のブルーテ 68℃の卵」を用意。トリュフパウダーで贅沢な香りをまとわせ、ごぼうのフリットで食感をプラスした
王道感にニヤリとする美しいフォルムのパイ包み。「ロッシーニのパイ包み焼き」は、「パイ生地をサクッと香ばしく、フィレは完璧なロゼに焼き上げる。目新しさはないけれど、フランス料理の技術の粋が詰まった逸品」とシェフ。コース+ひとり3,000円(2人前からオーダー可能)
意外な調理法に驚く穴子のワイン煮込み
テーブルの引き出しには「シャトーラギオール」などのカトラリーがズラリ。選ぶのも楽しい
外のテラスは食事前の一杯を軽く飲むスペースとしても利用可。「大人が楽しめる場にしたいので、気軽に立ち寄ってほしい」と松本シェフ
モノトーンでまとめられた空間には、古いイタリアの歌謡曲がBGMとして流れ、カジュアルな雰囲気に貢献。あえてテーブルクロスはせず、肩肘張らない空気を作り出しているそう
店にはアラン・デュカスやイタリア料理界の巨匠・故グアルティロマルケージなど大物との写真も
ワインはすべてイタリアのもので統一。グラスでも10種類以上を用意するため、ワインバーとしての利用もできる。グラス 1,500円~、ボトル 8,000円~。ワインペアリング4種 7,000円~