「しっかり自分の足で立つことが必要」乃木坂46・井上 和が語った、彼女の立ち位置とは

乃木坂46に自分がいる意味をしっかりと探したい

立体感のある夏のひと皿「桃の露涼し」を前に「何を使って、どこから崩すのが正解ですか……?」と困惑気味。小さな声で恥ずかしそうに聞く姿がなんとも愛らしい。口にして「シソと桃が抜群です」とうっとり


「毎シングル、センターに立っている先輩方がいて、その人だけが課せられるものっていうのは、絶対にあると感じているんです。

センターは必然的に目が行く場所ですし、注目度も高いですから。だから私も、“自信がない”ばかりじゃなくて、しっかりここに自分の足で立つことが必要なんだな、と。

それをまっとうできて初めて、私がグループにいる意味になる。ならば、きちんとそうしなきゃいけないと思っています」

ちなみに取材当日は、楽曲が公開される直前。披露されたのはまだライブでのみという状況で、SNSには公開を待ちきれないファンたちの期待が高まっているタイミング。

そんなシチュエーションを、本人はどんな心境でいるのか。ストレートに尋ねてみた。すると……。

「バンジージャンプを飛ぶ直前の感じなんだと思います。実際に飛んだことがないからリアルには分からないですけど(笑)。

一歩踏み出して飛んでしまえば、もう身を任せるしかないじゃないですか。それはある意味、楽でもある。でもその一歩を踏み出すのが怖い。

命綱でつながれているから、大丈夫とは分かっているけれど、でも死ぬんじゃないか?って、きっとよぎるじゃないですか。本当にそういう感覚ですね。

ファンの皆さんは優しいので、乃木坂46の33枚目シングルとして愛してくださるだろうな、とは思いつつも、やっぱり受け入れてもらえるか不安……、という感じです」

きっと、そんな心配は杞憂に終わるはずだ。

ハッピーオーラを全身にまとい、キュートな笑顔で元気いっぱいに飛び跳ね、見るものを幸せな気持ちにする。それこそが、アイドルであり、乃木坂46だと彼女自身が知っているから。

彼女にとってこの夏は、きっと人生で一番熱い夏になるに違いない。

■プロフィール
井上 和 2005年生まれ、神奈川県出身。2022年「乃木坂46 新メンバー募集オーディション」に合格し、5期生としてデビュー。2023年、『人は夢を二度見る』で、選抜メンバー入り。8月23日発売予定の、33枚目の最新シングル『おひとりさま天国』で、表題曲センターに初選出。

■衣装
[1ページ目]ワンピース 39,600円〈グレースコンチネンタル/グレースコンチネンタル 代官山本店 TEL:03-5456-0209〉、その他スタイリスト私物
[2・3ページ目]トップス 31,900円、スカート 41,800円〈ともにダイアグラム/ダイアグラム 表参道ヒルズ店 TEL:03-6804-3121〉、その他スタイリスト私物


▶このほか:「毎日ピンチの連続です。でも…」TBSの“朝の顔”・田村真子が語る『ラヴィット!』の魅力



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