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日本の美食を支える「やま幸」の社長が描く、“麻布十番の未来図”とは

短パンで来られるような、気軽な居酒屋をつくりたい


プラチナシートと言える『HIBACHI』に始まり、現在は予約が取りやすい店が増えてきた「やま幸」グループ。

山口氏が今考えているのは、さらに気軽な店舗をつくることだ。

「とにかく居酒屋をやりたい。魚が凄く高騰して、本当に美味しい魚を気軽に食べられる環境がなかなかないですから。

我々が小さい頃に食べていた大きな切り身の煮付けや焼き魚が、魚が高くなることによって刺身になっていった。昔の魚料理をとり戻し、キンメやノドグロを大きな煮付けで出すような居酒屋をつくりたいです。

ドレスコードは短パンやジーパン。ネクタイは禁止とかね(笑)。それくらい気軽に食べにいけるお店をつくって、次の世代に先人が作った本当の味を伝えられたら。

家賃の制限がなければ、やっぱり十番に出すのが理想です」