ビジネスシーンにも使えるゴルフウェア！オールブラックで上品な大人を演出

コロナ禍のコミュニケーションとしてゴルフを始める人が急増した。

毎号、高感度な大人たちだけに注目されているブランドをご紹介する本連載も、8回目に突入！

スコアだけでなくアイテムにもこだわりたい。これが東カレ的・ゴルフの楽しみ方なのだ。

オンオフ着られる漆黒のコレクションが、ゴルフアパレルシーンに一石を投じる

ゴルフはれっきとしたスポーツ。ゆえに機能性が求められることは言うまでもない。

が、それが最優先であるか、と問いかけ、「NO」を出したブランドがある。2020年にローンチした「オブシディアン」だ。

― Brand of Month _#9 ―
「OBSIDIAN -オブシディアン-」

ファウンダーの谷岸裕章氏は気持ちよく言い切る。

「僕はシングルハンデですけど、正直、服にスコアが影響されることってない。初・中級者でも同じじゃないかと思うんです。最低限、ポケットさえあれば困ることって、そうないですよ（笑）」

だから、「オブシディアン」の服作りは“機能は3割、デザイン7割”でいくと最初に決めた。

「そもそも、僕らはプロゴルファーじゃない。それに、ゴルフアパレルとして後発の僕らが機能面を追求したって、世界的な大手メーカーに開発力で勝てるわけがない。

じゃあどこに勝機があるかと考えたら、デザインしかないんです」

ブラックで統一された主張し過ぎないロゴが、上品な大人を演出する

ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン、トーガ・アーカイブスなどに携わってきたパタンナーやデザイナーを起用したのはそれが理由だ。

もうひとつ、大事にしているのは実用性。ゴルフを楽しむ経営者たちは、忙しい合間を縫ってラウンドする。早朝スタートで18ホール回って、春や秋なら帰りはそのまま打ち合わせに直行ということもざら。

だが、既存のゴルフウェアでは、着替えざるを得ない。なぜなら、派手なプリントやカラーのものが多く、ビジネスシーンでは明らかに浮いてしまうからだ。

日常でもリアルに使えるゴルフウェアを作る。その結果、導き出した答えが、黒一色という前代未聞のコレクションだったという。

「今でこそ白も加わりましたが、当初はすごい反響でした。トレンドを意識したワイドシルエットも賛否両論で（苦笑）。

でも、40代の大人なゴルファーたちからの共感は非常に高く、間違っていないと確信を深めましたね」

すっきりとしたシルエットでラウンドはもちろん、街でもアウトドアでも活躍してくれる1枚。

両サイドの裾に配されたドローコードで絞ってシルエットを調整できる。

シワになりにくく、軽やかなリラックスフィットパンツ。

着心地抜群で、出張など長距離の移動時にも大活躍。

スタートから3年。レディースラインも本格的にローンチし、海外での取り扱いも増え、勢いに乗る。

ゴルフウェアを出発点に、ハイファッションまで引き上げること。「オブシディアン」が描く夢はどこまでもビッグだ。

東京にある直営店は二子玉川だけ！
『OBSIDIAN二子玉川店』

「玉川髙島屋S・C」にある直営店はブランドの要でもある黒が存分に引き立つよう、照明まで緻密に設計されたラグジュアリーな空間。ゴルフアパレルと気づかず、立ち寄る人も。

今秋、京都にレディースメインの店舗がオープン。


■店舗概要
店名：OBSIDIAN二子玉川店
住所：世田谷区玉川3-17-1 玉川髙島屋S・C 南館 5F
TEL：03-6431-0809
営業時間：10:00～20:00
定休日：玉川髙島屋S・Cに準ずる

Instagramも要チェック！

モノトーンかつスタイリッシュなアイテムが続々登場！

ブランド名は“黒曜石（オブシディアン）”に由来。

SNSもモノトーンのアイテムで大人のスタイルを表現。シーンレスな世界観が海外からも注目されている。

アカウント：@obsidian_jp

■アイテム
ゴルフポロシャツ 28,600円、ブルゾン 53,900円、パンツ 39,600円、スウェット 26,400円〈すべてオブシディアン／オブシディアン 二子玉川店 TEL：03-6431-0809〉