
妻から心配されるほど激務に追われていたプロダクトマネージャーの男性。上司に相談を持ちかけたら…
2022年4月からパワハラ防止措置の義務化が大企業だけでなく、中小企業にも適用され1年が経った。
普段、職場上司の指示・指導方法に抱く不満。
それが果たしてハラスメントに当たるのかどうかの判断は難しい。
第3回は、あるベンチャー企業で実際に起きたパワハラ案件を取り上げる。
こんなケースの場合、あなたならどうする?
取材・文/風間文子
前回:就業後に若手社員3名がオンラインで密談。どうしても許せなかった上司を内部通報した理由
ケース3:創業5年目のベンチャー企業で起こった“悲劇”
50坪のオフィススペースには絶えず人が行き来しており、野原貴之(仮名・33歳)の頭のなかで顔と名前が一致する人間はほんの数人に過ぎなかった。
最初こそ必死で部下の顔と名前を覚えようとしたものだが、日に日に人が増えていき、次第に諦めた。
― 今や、自分が誰と仕事をしているの......
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この記事へのコメント
色々と分かりにくい部分が多かった。野原の注意力散漫は元々か業務過多によるのかとか。社内での人間関係もイマイチつかめなかった。
牧野に相談したらきっと良いほうに向かうだろうと思ったんだよね?今迄は理解ある上司だったんだよね?