いつの時代も、女性は恋に仕事に悩む生き物である。
本連載では、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』など、トリセツシリーズでおなじみ、感性研究の第一人者でもある黒川伊保子氏をお招き。
男性脳と女性脳の違いから発生する“男女のすれ違い”の問題を、ズバッと解決してもらう!
今回は、恋…からさらに発展した「夫婦の関係性」についてのお悩みだ。
取材・文/風間文子
▶前回:28歳で“セカンド彼女”は超危険!彼の本命彼女に昇格するための、脳科学的テクニックとは
夫婦不仲の原因の多くは「脳の構造の違い」にあった!
これはつまり、出産後の男女関係のお悩みということですね。
相談女性には2歳の子どもがいて、育児と仕事の両立を頑張っているのに、夫は平日に急に会食を入れ、土日はゴルフに行く…。
これはもう、誰が何と言おうと完全に夫がアウトですよ。
仮に土日ゴルフに行くなら、次の土日は妻に対して「子どもの面倒は俺が見るからひとりで泊まりに行ってもいいよ」くらいのフォローがないとダメです。それだけ2歳の子どもの面倒をひとりで見るって大変なんだから。
…とはいえ今回は、夫と良好な関係を築きたいと悩む相談女性のために骨を折りましょう。
まず相談女性に知ってほしいこと。それは、基本的に女性は、脳の機能上、子どもが生まれたら夫のことを嫌いになる生き物なんです。
一方の夫はというと、世間が思っている以上に、妻の抱える悩みが見えてない生き物。
いずれも脳の機能が結婚・出産を経て多少なりとも変化することによるもので、両者を知れば、そもそも夫婦は努力しなければうまくいかない関係なんだと、理解できるはずです。
問題は、その変化を双方が自覚していないケースが多すぎるということ。
ということで、今回は結婚後の男女の脳の働きがどう変化するのかを理解してもらい、そのうえで、どうすれば相談女性の悩みが解消できるのかを考えていきます。
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この記事へのコメント
今回取り上げるのは、結婚後の夫婦不仲について。男性も女性も、育児をしながらの仕事は本当に大変ですよね…。
夫の脳はどうなっているのか?一方の妻は?夫婦仲を取り戻す「脳科学的テクニック」を記事でたっぷりご紹介しています!お楽しみに!