グループを卒業し、新たな世界に向かう影山優佳。21歳の岐路を迎えて
人一倍グループ愛があった影山さんが卒業を発表したのは、今年の2月。幼い頃から耳の感覚が鋭く、次第にライブでの苦しさを感じるように。
アイドルなのに……大好きなライブができない。そんな葛藤の末だった。
「このままだと自分のすごく好きなもの、大好きであり続けたいものを嫌いと思う日が来るんじゃないか……と。それは絶対に避けたかった。そんな思いもあります」
世間にその名を知らしめたW杯にせよ、クイズ番組にせよ、“好き”から始まったこと。
一方で、期待に応えようと頑張り過ぎてしまう部分もある。
「分からないものとか、初めてのことってすごく緊張します。元々、器用なタイプではなくて。
結果を残すために邁進しまくって、でも家で泣いてるような子で(笑)。翌朝メイクさんにむくみを取ってもらうことも多々あります」