春ゴルフで重宝するブルゾン。おしゃれで高機能な“あのブランド”がオススメ！[東京カレンダー

コロナ禍のコミュニケーションとしてゴルフを始める人が急増した。

毎号、高感度な大人たちだけに注目されているブランドをご紹介する本連載も、6回目に突入！

スコアだけでなく装いにもこだわりたい。これが東カレ的・ゴルフの楽しみ方なのだ。

高機能とエレガンスを併せ持つモダンなウェアという新潮流

今、スポーツウェア＝「シーンを限定した服」という概念が、消えつつある。さらに程よくトレンド感があれば、どんな場面でも浮かないで、容易に着回すことができるわけ。

それはつまり、さまざまな組み合わせがかなう分、コストダウンやSDGsにもつながることになる。

シーンを限定しない服は、着る側にとってメリットしかないといえるだろう。それは、これまで本連載で紹介してきたゴルフブランドにも同じことがいえる。

街とコースをシームレスにつなぐアイテムがブレイクのきっかけで、日常着として楽しめるストリート系のウェアを多く見かけるようになった。

― Brand of Month _#6 ―
「PGG -ピージージー-」

そんな最近の潮流のずっと前から、街でもお洒落に着られるゴルフアパレルとして確固たる地位を築いたブランドがある。それこそが、あの「パーリーゲイツ」だ。

2021年度には売上高約100億円以上という驚異的な数字をたたき出し、快適にラウンドを楽しめる数々の工夫が施されたゴルフウェアを展開することで、ファンを魅了し続けている。

ブランドの頭文字は、PERFECT PERFORMANCE（完璧なパフォーマンス）、GENUINE（正真正銘の、本当の、真の）・GENESIS（起源、はじまり、原点）を意味する。今季のテーマ、“硬い気持ち”を象徴するモチーフのひとつが大理石。美しい表情をもつマーブル模様がスポーティなブルゾンを洗練された印象に底上げする

カジュアルな柄物もモチーフが大理石だとより上質な趣に

ティーやマーカーを出し入れする頻度が高いポケットの内袋は、抗菌作用のある特別な生地を使用し、ゴルフという繊細なスポーツの特性上、摩擦音を出来るだけ抑えた、機能素材を採用。

そんなお洒落と機能性を両立させたブランドだからこそ、一度身に着ければ、“ファッションありき“のそれとは一線を画すのが即座に分かる。

GINZA SIX店限定で発売されるTシャツとニットバッグは、パーリーゲイツとのダブルネーム。

これまでのブランドイメージにはない、オールブラックがシックで格好いい。

日本製にこだわるカットソーブランド「FilMelange」。両社のコラボアイテムは、こなれ感漂う絶妙な杢グレーを採用。綿麻素材ならではのリラクシームードはありつつ、品の良さをキープしたシルエットはさすが。同ラインのボトムスとセットアップで着ても単品使いしてもいい

そんな彼らによるさらなる提案として、2年前にローンチされたのが「PGG」。

キャッチーで茶目っ気のあるデザインが印象的なこれまでの「パーリーゲイツ」とは異なり、「PGG」で展開されるアイテムは、よりエレガントかつモダンな雰囲気で、上質なライフスタイルに自然に寄り添う。

もちろん、30年以上におよぶゴルフアパレルとしての経験と知見が生かされているので、機能性はいうまでもない。

3月1日、銀座にブランド初の旗艦店がオープンした！
『PGG GINZA SIX』

ブランド初となる旗艦店が「GINZA SIX」の5階にオープンした。

木目調の格子が印象的な店内には、西陣織の座布団が敷かれたベンチなど、和の趣を感じさせる部分が随所に。

モダンながら、リラックスした空気の中で買い物を楽しめる。

■店舗概要
店名：PGG GINZA SIX
住所：中央区銀座6-10-1 5F
TEL：03-6264-6440
営業時間：10:30～20:30
定休日：施設に準ずる

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ストリートスタイルのイマドキなウェアを身に着けた日があると思いきや、洗練された都会的な一着で、ラウンドを楽しむ日もある。

それこそが、酒落た大人のゴルファーだ。