5.ツウな大人なら知っておきたい神楽坂の秘密の小道
街の顔といえる神楽坂通りが誕生したのは、今から380年以上前。
徳川家光による江戸城拡張整備で将軍が通るメインストリートとされ、それを起点に風情ある路地がそこかしこに広がったという。
「この裏道にこんな店が!」と発見があるのも神楽坂の魅力のひとつ。5つの“秘密の小道”を迷わず歩けるようになったら、粋な大人だ。
「兵庫横丁」
神楽坂で最も有名といえる石畳の美しい横丁。名作家や脚本家が訪れたお座敷や旅館が残る。
「本多横丁」
善國寺の斜め向かいから大久保通りへ伸びる、神楽坂最大の横丁。
小体の飲食店がびっしりとがひしめき合っている。
「見番横丁」
「見番(芸者衆の手配や稽古を行う場所)」があることが名前の由来。
実際に三味線や謡が聞こえてくることも。
近くには芸者小道と呼ばれる石階段が。
「かくれんぼ横丁」
迷路のように道が続いており、お忍びで遊びに来た人が姿を隠すことができたのでその名がついたとか。隠れた名店も多い。
「みちくさ横丁」
神楽坂通りでも飯田橋駅側、神楽小路を入った先にある。
老舗のジャズバーやスナックなど、ディープな夜の店が軒を連ねている。
◆
古き良きものと新しきもの。そのどちらも兼ね備えた神楽坂は、何度訪れても、このまちの可能性に魅せられる。
大人の粋が根づくまちで、ここだけの楽しみ方を見つけてはどうだろうか。
今月の『東京カレンダー』は「神楽坂」特集。街全体が非日常を醸す神楽坂の「和食」と「フレンチ」で、またひとつ大人になる!
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