もうすぐ沖縄は海開き！「特別感」ある沖縄旅行はホテル選びが肝要だ！(2/3)[東京カレンダー

沖縄本島で5つのラグジュアリーホテルを展開する「ザ・テラスホテルズ」は、美食レベルの高さで旅人を惹きつけてやまない。

フランス・コルシカ島の五ツ星ホテル「グランドホテル・デ・カラロッサ」との繋がりと、この地ならではの“ファーム・トゥ・テーブル”が強みとなり、食から沖縄の魅力を発信しているのだ。

自家農園をもつリゾートで島のフレンチに開眼する
「ザ・テラスホテルズ」

1997年開業の「ザ・ブセナテラス」を皮切りに旅慣れた大人を満足させてきた「ザ・テラスホテルズ」。

2008年、日仏交流150周年イベントを機にフランス・コルシカ島の五ツ星ホテル「グランドホテル・デ・カラロッサ」との交流がスタートし、料理人が互いの島を行き来するように。

昨年からはコルシカのスターシェフ、パスカル・カイヨーシェフとのコラボメニューも始まり、相乗効果が高まっている。

写真はこの春から提供される「リードヴォーのポワレコルシカの香り」。リードヴォーを香ばしくポワレし、カップに見立てたロースト玉ねぎにムスリーヌとともに盛り付けている。

この貴重な料理を味わうなら、「ザ・テラスホテルズ」の美食哲学を体現し、自家農園・菜園をもつ「ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ」と「ジ・アッタテラスクラブタワーズ」に向かえばいい。

全室プール付きヴィラで贅沢に過ごすプライベートバカンス
「ジ・ウザテラスビーチクラブヴィラズ」

読谷村に位置するホテルの前に広がるのは東シナ海の青い海。

夕陽の名所でもあるビーチの近隣には長閑なサトウキビ畑が広がり、沖縄の原風景に触れる立地にして、全室プール付きヴィラという優雅さがプライベートバカンスに相応しい。

プールサイドにはデイベッドに加えテーブルとチェアも設置され、外で寛ぐ時間も贅沢だ。

ヴィラは最小でも専有面積186㎡（客室88㎡）という驚きの広さ。全ヴィラのリビングルームとベッドルームはプールを挟んで独立したレイアウトとなり、ファミリーや3世代の滞在も可。

写真は施設内で最も広い「プレジデンシャルヴィラ」で専有面積は960㎡！

海に面する『ファインダイニング』では、コルシカ島との絆から生まれた地中海料理も提供。

素材本来の味わいを引き出す炭火焼き料理も好評だ。

「グランドホテル・デ・カラロッサ」のパスカル・カイヨーシェフと意見を交わす喜納正智シェフ。

自家農園をもち食材のもち味を重視していることも、カラロッサとの共通点のひとつだ。

ホテルに隣接する自家農園「Our Farm」では、農薬や化学肥料を用いない自然農法で野菜やハーブを育てている。

”Our Farm to Table“をテーマに隣接する自家農園では散策ツアーも開催。

今春からは農園産の滋味深い野菜たっぷりのミネストローネやスイートポテト等を提供するとあって、太陽の下でのその味わいは格別だ（季節限定）。

■施設概要
施設名：The Uza Terrace Beach Club Villas
住所：沖縄県中頭郡読谷村宇座630-1
TEL：098-921-6111
部屋数：48室
料金：1泊1室1名 68,700円～
URL：www.terrace.co.jp/uza/

全室クラブサービス対応の、大人だけに許されたリゾート
「ジ・アッタテラスクラブタワーズ」

立地は恩納村の広大な森の中。

車で約3分と海から少し離れるものの、海抜60mほどなのでオーシャンビューの客室もあり、ビーチには4〜10月オープンのホテル専用ビーチクラブも用意。

ホテル隣には18ホールの本格的なゴルフ場を有し、手つかずの自然の残る亜熱帯の森への散策も非日常。

施設利用を16歳以上に設定しているので静かで成熟した時間が流れ、全室52㎡～の広さを誇り、すべてバルコニー付きの広々とした客室も、落ち着く空間だ。

写真は東シナ海の絶景を一望する105㎡の「テラススイート」。最上階に位置するため海とともに森の眺望も楽しめる。

ガーデンや、そこへと至る谷川沿いの道などを散策してリフレッシュを。

『ファインダイニング』では緑に囲まれたテラス席での食事が気持ちいい。プールサイドに面しサンセットとともに味わうディナーも格別だ。

朝食をここでとればBGMとして鳥の声が聴こえてくる。

食事は「ジ・ウザテラス」と共通してコルシカ島「グランドホテル・デ・カラロッサ」のシェフ監修のフレンチを地元食材で仕上げ、唯一無二のひと皿を提供する。

こちらでも専任ガーデナーによる自家菜園散策ツアーを開催。養蜂場も備え、朝食のブッフェでコムハニーとして提供される。