大阪・ミナミで約四半世紀に渡って愛されている人気店『テッチャン鍋 金太郎』。その東京進出店が、3年前にオープンしたこちら。
店の看板メニューは、四角い鍋の中でさまざまなモツや野菜を韓国風の甘辛ダレで煮る「テッチャン鍋」だが、実はサイドメニューにも絶大な人気を誇る逸品が。それが、「コブクロのたたき」だ。
赤唐辛子、プルコッチ(青唐辛子)、ニラ、ニンニク、ごま油、酢、そして鍋にも使う秘伝のタレとで作った、辛味と酸味のバランス抜群なスープの中に、細かく切った生の豚コブクロがたっぷり。これをスプーンですくって味わうという寸法だ。
“とりあえずビール”のお供に、あるいは熱々の鍋の合間のクールダウンアイテムにも。
モツ、モツ、モツ、モツ 夏モツ♪
……と懐メロのパロディだけでなく、古くは万葉集にも“食歴”の記述がみられるモツ。 栄養価も高いこの食材を冷やしたり、たたきにしたり……。 残暑で疲れた身体にうれしい“夏モツ”メニューをご堪能あれ。
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