冬の大人デートは、実力派シェフによる絶品肉料理が待つ“青山”が正解！(2/2)[東京カレンダー

正統派ビストロの凄みを感じる1日10食限定の逸品
『俺のフレンチ・イタリアン AOYAMA』の「うずらのロースト」

6月から新たに『俺のフレンチ・イタリアン AOYAMA』の料理長に就任した西村友一氏がこれまで歩んできたのは、フレンチの王道とも言うべき道だ。

そんな西村氏が今冬のスペシャリテに選んだのは、フレンチを代表する食材を使った「フォアグラとトリュフのリゾットを詰めたうずらのローストペリグーソース」（2,728円）。

マデラ酒とトリュフの甘いソースのふくよかな香りに加え、丸ごと1羽というボリューム感がゲストの心を弾ませる。中に詰めたリゾットの濃厚な味わいもまた、赤ワインを進ませる。

「正統派といっても、スタイルはシェフそれぞれ。僕が影響を受けてきたのは骨太なフレンチ」と語る通り、冬のスペシャリテも食べ応えたっぷりの逸品に仕上がっている。

彼が生み出す力強いひと皿は、きっと冬の思い出になる。

-Chef's Profile-
“クラシックなフレンチを多くの人に知ってほしい。それを気負わず楽しんでもらえる自信があります”

料理長
西村友一さん（49）

1973年生まれ、神奈川県出身。「ホテル西洋銀座」で修業後、1998年にフランスへ渡る。『Jacques Maximin』など、星付き店で経験を積み帰国。

広尾の名店『アラジン』を経て、「俺の」グループへ。6月から現職。

Q1 料理人を目指したきっかけは？

母が入院した時、料理人だった父に作ってもらった洋食に衝撃を受けて。

Q2 尊敬するシェフは？

「ホテル西洋銀座」で師事した鎌田昭男シェフと『アラジン』の川﨑誠也シェフ。

Q3 休日はどう過ごしてる？

もっぱら家族サービスです。5歳の子どもと運動不足解消も兼ねて一緒に遊びます。

Q4 正直、一番好きな食べ物は？

「茄子の揚げ浸し」。しっかり味が染みているものが好きで、自分で作るほど大好物。

Q5 店の定番メニューのオススメNo.1は？

新メニューの「牛ヒレ肉と牛ほほ肉の黒トリュフソース」2,728円。ボリューム満点と好評！