
「自分がわからなくなることもある…」女優・山本舞香が抱える、意外な一面とは?
これまで、話題となった数々のドラマや映画で主演を務め、幅広く活躍し多忙を極める女優・山本舞香さん。
自分なりに模索しながらも演じることを楽しもうとする彼女の魅力とは?
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母親が怒るほど人間観察をする子どもでした!
凛とした大人っぽさの中に、時折あどけない表情が見え隠れする山本舞香さん。
自分なりの演技を模索する山本さんだが、実は小さいころからの“クセ”が女優業に役立っている。
「私、小さいころからお母さんに『見すぎ!』って止められるくらい、人間観察が好きで。しぐさを見るその習慣が、役作りや表情作りに生きているかも。
本気で観察すると、その人が考えていることまで透けて見えてしまうんですよね(笑)」
屈託のない笑顔には、緊張や苦悩を感じさせない山本さんだが、悩みは尽きない。
「他人を演じなきゃいけないから、多重人格のように、自分がわからなくなることもある」とか。
等身大の役から重い役まで、幅広さが求められるからだろう。
自分らしさを貫く、山本舞香の人生観とは?
「映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、仲がいい友人の女優と、本気で感情をぶつけ合い、お互い吸収し合って、リアルなお芝居ができた。終わった後には大号泣。
作品が完成した時に感じる達成感、現場の一体感がたまらないから、女優はやめられないです」
女優業を心から楽しむ山本さんは現在24歳。オフの日はどのように過ごすのか聞いてみた。
「休みたい!が本音。でも演技がまだ下手だし、勉強しなきゃなと思うので、あまり心から休めないですね。遊んでいると悪いことが起きそうと思うタチ。だから結局仕事の準備をしてしまうんです」
そんな彼女が唯一心休まるひとときは、なじみのお店に通う時間だ。
「20歳くらいから西麻布『誇味山』に通っています。お店のご夫婦をお父さんお母さんと呼んでいるくらい、その温かさにいつも助けられています。
時間があったら、神楽坂や下町エリア、町中華などで、通えるお店を開拓してみたいですね」
とにかく何事も楽しくないと。出合えた仕事も、遊びも全力で楽しみたいんです
最後に山本さんにこれからの目標を聞くと、また飾らない答えが返ってきた。
「いつも聞かれるけれど特になくて(笑)。いただいたお仕事を楽しく全力で。いつも自然な私でいたいんです」
いろいろなしがらみがある中で、自分らしくいたいという思いは誰しもが抱えている。それを体現する彼女は、見る者にどこか親しみを感じさせ、多くの人を惹きつける。
何事も前向きに楽しもうとしている彼女の姿は、とても眩しかった。
■プロフィール
山本舞香 1997年生まれ。2011年ドラマ『それでも、生きてゆく』で女優デビュー。9月1日公開の映画『ブレット・トレイン』では自身初めてとなる声優にも挑戦した。
■衣装
トップス 28,600円、パンツ 37,400円〈ともにパノルモ TEL:03-6455-3466(Jun Okamoto)〉、ピアス 17,600円〈ソムニウム TEL:03-3614-1102〉
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